阪神尼崎駅での用を済ませ、雲に隠れる太陽の光の筋が気になってちょっと散歩。

ここにはわりと新しいお城がある。1613年に築城、明治6年に廃城。そして、ミドリ電化の創業者の私財と寄付とで2015年、実際とは少しずれた場所に復元、というお城。


それが電車の窓から見えてなんとなく気になり、そしてその向こうに見えるドーム型の屋根の図書館も気になり。

駅からは南側、自転車と混ざりながら川を渡る途中、阪神電車の社員数名とすれ違う。そうです、ここは阪神の大きな操車場もあり、その昔使われていた煉瓦倉庫もあります。煉瓦倉庫はもっと前から気になっていて、公開とレクチャーのあった時に写真を撮りに行きました。


ちょっと気になるのが川の臭い。ドブの臭いがする。これはちょっと何年か前に下水処理のスラッジに行った時の臭い以来何年かぶりの嗅ぎたくない臭いが


阪神の煉瓦倉庫の向かいに公園と城があり、そのお城はあまり小さいから入れないかと思ったけど、何か催しはあるらしい。入り口まで行けばよかった💦


そして図書館へ。階段を登って2階が入り口。

かなり古そうなコンクリートの図書館。


10時前だったので、開館前かと思ったけど、普通に入れました。

入り口横に「ごあんない」と地図の載ったパネル。

ごあんないの下に

『図書館は あなたの本棚です どなたもお気軽に ご利用ください』とありました。素敵!


 よく行く図書館はどうなってたかな?

開館時間は9時〜8時、日祝が515分閉館だったから今日は余裕で開いていましたね。

100周年をすでに迎えたという歴史ある図書館のようです。


入って左側の展示は(何の展示か詳しくは見ませんでしたが)気になった本"カンタベリー物語"エレズミア写本というもの。古いのかと思ったら、古い本の写本のようです。


右側は新しく入った本の背を見せた一覧と、本の紹介(これは本の帯を見せるというもの)。



そのほか、"正義の味方! あなたはどっち派? と、警察小説と探偵小説を並べたコーナー


そして楽しそうな"闇鍋コーナー本の最初の3行を表面に貼り、それを手がかりに自分好みの本を見極める、というものらいしです。


どれも魅力的な出だし。あーここが近ければなぁ。


3階はレファレンス室と閲覧室。閲覧室の明るい感じが素敵です。通いたい



図書館の方々の熱意と遊び心が感じられます。普段行くところはもう少しコーナー作りとか大人しいというか地味かも。


お土産に、1人一枚と書いてあったブックカバーにどうぞ、という古い点字雑誌のページ。点字の紙は丈夫なので使えますね!


もうひとつ、リサイクル本ももらってしまいました。リハビリしてくれてた女性PTさんのおすすめの平野啓一郎の本。



そのあと遅い朝食を駅下のパン屋さんのカフェで。尼崎はここから見える街路樹の黄葉も気になるところ。