さて、今回は薬についてです。介護の現場に行っていると状況によっては看護師ではなくケアワーカーが服薬介助をしたりします。
しかし、いざ薬のことを聞かれると答えられないのが現状だと思います。そこで、介護職に必要な基本的な薬の知識をやっていこうと思います。
1.薬の効用
薬には、
①原因を取り除く(原因療法)、
②病気の症状を和らげる(対症療法)の2つの効き方があります。
原因療法:抗生物質のように細菌などが原因で起こる病気に対して細菌を殺菌したり弱らせたりする効き方をします。
対症療法:病気に伴う発熱や痛みなどの苦痛、症状を和らげる効き方をします。
薬は剤形によって体内での作用の仕方が異なりますが、吸収・分布・代謝
・排泄という共通した経路を経て、汗や尿・便となって体外に排泄されます。
内服薬:口から入った薬は、食道・胃を通って、主に小腸から吸収されます。
そして、門脈という肝臓に入る大きな血管を通って肝臓に入ります。
肝臓を通った薬は血液によって体内を回ります(分布)。
そして、目的の臓器や器官に到達して効果を現します。
また、胃酸で有効成分が壊されないように胃では溶けずに腸で溶ける腸溶錠や、効果がゆっくりと現れ、1日1回飲めばいいという長時間効果が持続する製剤(徐放剤)もあります。
2.1薬を正しく飲むために
2.2薬の剤型と特徴


