今日は、
・江戸博(チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展)
・泉屋博古館(春の妝い・前半)
だけの予定だった。
が、急遽
・山種美術館(大観と栖鳳)
にも行ってきた。
チラシを見ると、展示替えがあると書いてある。
チラシを見るところ、
一度も見たことない作品は
たぶんないと思う。
だが、展示替えがあるとなると、話は別だ。
変な後悔はしたくないので、
もともと来月に予定していたが、
今日行ってきた。
行ったら、ヤバイ。
アドレナリンが出まくりだ(たぶん)。
アート関連でこれだけ興奮したのも久しぶり。
去年、京都・奈良旅行で見た
仏像以来かも知れない。
完全にスイッチが入った。
おかげでこの後行った泉屋博古館も
もの凄くよく見えた。
さて、その内容だ。
順路通りに行くと、
まず大観の「心神」が目に入る。
が、その隣の雅邦の作品に
オレは目が行く。
しかも3作品も並んでいる。
さらにその隣には春草の作品だ。
春草の作品も3連続だ。
完璧にそして一気にスイッチオン。
冷静さを取り戻したいので、
その向かいにある大観の絵巻を見る。
これが展示替えのある作品である。
「生々流転」につながる作品らしい。
が、オレにとっては「生々流転」より、
好きなタイプの作品だ。
スイッチオンの状態も
手伝っているだろうが。
再度、雅邦、春草の作品。
この間発見した見方、
作品の横(アクリルのない部分)
からのぞくことも忘れない。
更に進むと、栖鳳、大観、玉堂の
3人で描いた三幅対がある。
この前も書いたが、
3人がそれぞれ一幅ずつ描いた三幅対は
あまり見たことはない。
が、この作品はあまりまとまりがない。
どういう過程で描かれたのか知らない。
でも、描く題材(松・竹・梅)と
大きさだけ決めて、
出来た作品を集めただけのように見える。
さらに進むと、龍子の「鳴門」がある。
「健剛なる芸術」の炸裂した作品だ。
下世話な話をする。
この「鳴門」、原価は
どれだけかかっているのだろう。
これだけ天然群青(だと思う)を
使えば、原価はこの展覧会中、
最高値だと思う。
栖鳳の「班猫」が目に入る。
いよいよだ。
前にも書いたと思うが、
この猫を画面から出して、
連れて帰りたくなる。
この展覧会では最も好きな作品だ。
栖鳳作品は全般的に好きな作品は少ない。
今まで見た栖鳳作品では、
この「班猫」が一番だ。
そして、第二会場には松園の作品、
華岳の「裸婦図」がある。
この「裸婦図」も何度見てもいい。
もちろん、作品はもっとたくさんある。
それほど混雑していなかったこともいい。
ストライクど真ん中に
限りなく近いであろう展覧会だ。
でも、いくつか残念なところもある。
一つは図録だ。この展覧会はこの展覧会で
図録が欲しいところだ。でもない。残念だ。
たとえあったとしても、
それほど売れないだろうが。
もう一つ。この美術館は、
たぶん自然光が全く入らない。
作品保護の目的もあろうが、
それは残念なところの1つだ。
地下にあるため、特に混んでいると、
息苦しさみたいなものを感じる。
さて、その後行った泉屋博古館であるが、
詳細はまた書くかもしれない。
オレのお気に入りは、以下の作品だ。
・橋本雅邦 深山猛虎
・高橋広湖 水墨猛虎
・狩野芳崖 寿老人
・板谷波山 葆光彩磁珍果文花瓶
柴田是真の作品も嬉しい。
さらに嬉しいのが料金だ。
前期は明日までだが、
後期は今日のチケットがあれば、
半額で入れる。
もちろん、予定にはもう入れている。
さて、完全に吹き飛ばされた
「モンゴルの至宝展」であるが、
これも気が向いたら書きたい。
とにかく今日はスゴイものを見た。