印象に残った作品を取り上げて、
感想を書く。
伊藤若冲 石灯籠図屏風
去年東博の対決展でも見た作品だ。
その時は、当然と言おうか、
やはりと言おうか、
点描に目を取られた。
今回は違うところに目が言った。
それは右隻の右上、木。
巨匠・名画の条件の一つになるが、
筆運びにためらいが見られない。
永徳の襖絵でも感じたが、
一気に描いたのだろう。
それに対して点描の灯籠。
木が雑ではないのだが、
こちらの灯籠はじっくり丁寧に
描いた様に感じる。
実にいろいろな面が
見られる面白い作品だ。