今日の天声人語のテーマ。
天声人語では、
秋の香りの代表がキンモクセイ、
見た目の代表がキクとしている。
どちらにもちょっとした思い出がある。
(1)キンモクセイ
以前に住んでいたところの近くに、
キンモクセイの木があった。
トイレの窓を開けると、
そのいい香りが漂ってきた。
その香りに記憶があったので、
大人になってからトイレ用の
芳香剤でキンモクセイを買ってみた。
が、違う。
あのときのキンモクセイは
もっとやさしい。
人間の五感の中で、
嗅覚、触覚、味覚は、
人工的な技術では
自然のものに及ばないのか。
(2)キク
中学生の時、技術でキクを栽培した。
その時、先生から聞いた話なのだが、
キクの開花は日照時間と関係があるそうだ。
日照時間が短くなると咲く。
だから、開花を遅らせるには、
蛍光灯でもいいから、
ずっと光を当てているといいそうだ。
面白い。サクラの開花が、
気温と関係があることはよく聞く。
不勉強なので、気温や日照時間と
開花の関係との仕組みはよく分からないが、
不思議である。
あんな植物のどこに、
温度、光を感じる組織があるのだろう。
人間も不思議だが、植物も
不思議なところがたくさんある。
生命の神秘だ。