今日の天声人語は
中山前国交相の話題。
ここでは政治の話には触れない。
中山前大臣の問題の発言の部分のみが、
報道されているが、これは前大臣の
口がすべったようには聞こえない。
あるTVでも報道していたが、
前大臣は確信犯だ。
ここでは「確信犯」に触れたい。
「確信犯」は誤解されている日本語の典型だ。
意味を調べて見る。Yahoo!辞書によると、
大辞泉には次のように出ているようだ。
(1)道徳的、宗教的または政治的信念に基づき、
本人が悪いことでないと確信してなされる犯罪。
思想犯・政治犯・国事犯など。
(2) <<(1)から転じて>>
悪いことだとわかっていながら行われた犯罪や行為。
また、その行為を行った人。
◆「時間を聞きちがえて遅れたと言っているが、
あれは確信犯だよね」などのように、
犯罪というほど重大な行為でない場合にも用いる。
(2)の意はもともと誤用とされていたが、
2002年に行われた文化庁の世論調査で
50パーセント以上の人が
(1)ではなく(2)の意で用いると回答した。
大辞林によると、
道徳的・宗教的・政治的な信念に基づき、
自らの行為を正しいと信じてなされる犯罪。
思想犯・政治犯・国事犯など。
そうなのだ。前大臣は信念を持って言っている。
間違っていないと思って言っている。
発言の内容はともかく、これこそ「確信犯」だ。
これはこの言葉を正確に覚えるいい例だ。
でも、国交相が教育のことで、
なぜ口を出したのだろう。