東京都写真美術館に行った。
目的は千住博さんの「水の森」だ。
八曲一隻(こんな言い方あるのか?)の
液晶パネルでの屏風仕立てになっている。
不思議だったのは、
白黒の映像だったことだ。
実物(羽田空港にある絵)は、
青(およびそれを焼いたもの)と
金で描かれている。
この液晶パネルで表現できるのが、
白黒のみなのか、何か意図があって
白黒で表現されているのか、
分からなかった。
近くにいた係りの人に聞いてみたが、
案の定、分からなかった。
これも、フォーリングカラー同様、
いろいろな色で表現しても、
面白いと思うし、綺麗なのではないかと思う。
さて、他の作品は今のオレには理解しがたい。
これも千住博さんの言葉であるが、
(あくまでもオレの記憶であり、
間違っているかもしれない)
「芸術とは、イマジネーションとコミュニケーション」
「イマジネーションをコミュニケーションするのが、芸術」
「芸術とは問いかけであり、答えではない。」
ということだ。
作り手のイマジネーションが、
さまざまな形で表現され、
受け手がいて受け止める。
その時、ほとんどの場合は、
美しい、すごい、かわいい、
かっこいい、綺麗などの
いい感情を表現されるはずだ。
が、この「液晶絵画」の作品は
オレにはどう見ても、
プラスの感情はわいてこない。
現代アートは、オレにとっては大抵そうである。
もっとも、プラスの感情を引き出すものは、
過去のアーティストと呼ばれる人たちが
既に発表しているだろう。
同じ(似たような)ことをしても、
コピーだと言われるだろう。
オリジナルを生み出し、
それがある程度の評価を
受けることは難しい。
これも千住博さんの言葉であるが、
「むしろ現代アートの方が、
言いたいことがストレートに表現されていて、
分かりやすい」のだそうだ。
でも、オレにはさっぱり分からない場合がほとんどだ。