ちょっとしんみり。 | 想定外!乳癌告知からの闘病記

想定外!乳癌告知からの闘病記

まさか自分が乳癌患者になるとは、思ってもみませんでした。
人生何が起きるかわからない。。。

実は、入院をする前に上司の奥様のお通夜へいってきました。

享年44歳。乳癌と宣告されてから手術をされましたが、不幸にも骨や腰への転移が見つかり、一時は余命4年と宣告されたそうです。
それから放射線治療やホルモン療法をされたそうですが副作用反応があまりにもひどく、うつ病を患ってしまわれたとの事。
私の上司であるご主人が、あらゆる乳癌の本を読み漁り、効くと言われるものはすべて取り入れられ、ご家族揃ってマクロビを始めたり、奥様を助けたい一心で化学療法に頼らない闘病生活を続けられたそうです。その結果、宣告された余命より5年も長生きされ、9年間の闘病生活の末、お亡くなりになりました。
9年間も闘病生活状態にあったなんて、どれ程辛かったか私にはもはや分かり得ないと思います。
精神的にも肉体的にもご苦労をされただろうと思い、ご冥福をお祈りするとともに、同じ患者として、今までお疲れさまでした。という思いで一杯でした。

自分には照らし合わさないように、あくまでお世話になった上司の奥さまとしてお通夜にいってきたつもりだったけど、病院のベッドで寝ながら、自分も抗がん剤やホルモン治療をする場合、うつ傾向になってしまったらどうしよう。という不安が突然襲ってきた。
体の治療ができても、心が抱懐してしまって、自分らしくいられない、何事もやる気になれなくなってしまったら、どうしたらいいんだろう。と思うとどうしようもなく先が不安なのと、そんな状態になるなら、治療すべきなのか、というダークな部分がでてきてしまった。
なんだか分からず消灯後のベッドで大泣きしてしまい、自分でも止めることができないくらい、20分くらい泣きっぱなしでした。

翌日はケロッとお笑いのDVDみてましたが(笑)

後から思うと自分の奥底に眠っていた不安が爆発してしまったような気がしました。
自分で自分をもっと励まして、良い方向に考えられる強い気持ちを持ち続けていたいです。

ちょうどめざましTVで、大塚さんが退院されたニュースがやっていました!大塚さんも抗がん剤との闘病生活を長く続けられてきたのにすごく明るく、ハキハキと喋っている声を聞いてとても励まされました星
闘病生活中で一番大変だったことは?という質問に、
『強い気持ちを持ち続けること。』
とまさに私が感じたことを言っていました!
大塚さんもそんな夜を何度も乗り越えられたのかもしれませんひらめき電球

私も大塚さんを見習って、主治医に『完治!!』って言わせるまで頑張ろうと思う!!




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