初めての形成外科へ。
乳房再建するにあたり、乳腺外科での乳ガン治療の一喜一憂な観点とは違い、外見の見映えをよくしてもらう施術なので、個人的には希望が持てる話ばかりだったように感じる。
私は全摘した乳房の皮の下にティッシュエキスパンダーを入れて、最終的にシリコンを入れてもらうことにしたので、一年かけて皮膚を伸ばしていく過程から、シリコン挿入、乳首・乳輪再建までの一連を説明してもらった。
エキスパンダーとは、水風船のようなもの。そこへ生理食塩水を徐徐に注入して膨らまし、胸の皮をしっかり伸ばしていくそう。
何も関係ないときにこの話をきいていたらエグイといった反応だと思うが、今はおっぱい作るのに必死なので膨らんでくれるなら、どうぞ、どうぞといった感じ。
やや感覚が麻痺してるのかなぁと客観的に思う。
乳腺外科の先生が、以前
『手術中にエキスバンダーを入れるところまではサービスで行いますので』
と言っていたが、普通は中に入れるのにも術料がかかるところを、《外科手術中に一緒に行う》ところがサービスだったんだなと今更ながら意味がわかってきた。
エキスパンダーを入れたら振動で皮の内側組織をコソゲとり防止のため、一ヶ月間は絶対安静だそう。
退院したら仕事復帰の予定だったのにー
一ヶ月も安静にしないといけないなら、その間にできることをピックアップしよと変なところに意気込み始めてきた
一ヶ月の安静なんて体験したことなくて、落ち着かない