クマゴローは帰宅中に時計をなくしたといって私たちに探し回らせた。 1週間過ぎて客間のマットレスの下敷きになっているのを発見。 誕生日に私が買ってやったアトミックの時計、コロラドからのシグナルをキャッチしていつも正確な時間を告げるという優れものなのだ。


リュウザエモンは寮に帰る前の日に最後の洗濯をして、ついでにケイタイを洗ってしまう。 スイッチを入れるとブーンと振動している。 それだけ。 昔クマゴローが寮にいたころにはまだ電話が部屋についていたが、今はあるのか、なにしろケイタイに頼っているから知らない。 家族の連絡手段はケイタイかメール。 すったもんだの末、古いケイタイを探し出して始動して、そのお代20ドルくらいですんだ。


2年程前にはクマゴローがケイタイを自分のアパートのトイレに落とした。 はたして使用前だったのか使用後だったのかは訊かなかった。 すぐに拾ってエアスプレイで乾かすと元通りになったと言う。 さすが工学部。 いやだナーこれ使うのといいながらも仕方なく使っていた。


サイノスケは最近はめっきりドジをやらなくなった。 昔といっても高校のころまではテーブルの上のコップをひっくり返す、物につまずいてこける、ぶつかる、落とす、とやたらと危ない子だった。 今、やっと自分の体の大きさを認識できるようになったのかもしれない。