私の仕事場のオフィスは一応ドアがあって個室だけど、周りに4人のオフィスがあるので、電話など大声で話していればもろに聞こえてしまう。 隣の45歳の女性、この仕事ではもう20年のベテラン、夫と話しているのだが、かなり興奮していて声も一段と大きい。聞くともなく聞いていると、どうやら下の娘の幼稚園の先生からメールが仕事場に来たらしいのだが、その宛名が問題らしい。 (すべて仮名です) 彼女の名前はジル ウオーカー。 夫の名前はマイケル タッカー。 子供たちは エマ タッカー(6歳)と マーガレット タッカー(8歳)。 


メールの宛名はジル ウオーカー-タッカーとなっていた。 彼女いわく、”勝手にハイフンでつなぐなよな、まったく。” 普段から口の悪い人だけど怒っていると余計に迫力ある。 夫に同感してもらったらしく、 賛成してくれてありがとうといいながら電話を置いた。 

 

日本では結婚すると夫か妻の名前にどちらかが変えないといけないらしい。 妹のサイトはこちら。

http://ameblo.jp/kskikaku/entry-10048499026.html


アメリカでの選択肢は多い。 多い順に列挙してみる。 まず、(1) 妻が夫の名前に変える。 (2)夫も妻が自分の名前のままでいる。 (3) 妻が夫の名前を足してハイフンでつなぐ。 まだ他にもあるかもしれないが省略。 私の周りを見てみると、1と2がほぼ同じくらい。 名前を変えた人の中には、父親の名前と夫の名前を選ぶんだったらやっぱり夫でしょうという人もいる。 そうか、そういう考え方もあるんだ。 仕事を始めてしばらくして結婚すると、いまさら名前を変えるのは面倒、混乱を招くからという理由でそのままの人が多い。 


名前は単なる符丁ではなく、社会での地位や影響力を反映するものである。