こちらではどういうわけか傘をささない。 少しぐらいの雨だとみんな平気で歩いている。というより、車に向かってあるいは車から走っている。 歩くとこころは車と建物の入り口の間だけだから。今朝は朝になっても雨がやまず、かなりひどい降り方だったので、学校へでるまえにリュウザエモンにちゃんと傘を持っていると訊くと、僕はサイノスケじゃないんだから、傘なんかささないよという。 車を駐車場に置いた後、学校までどうするのというと、濡れていくよ、平気だよという。 まったく、親の言うことを聞くわけもなく、風邪をひくよと言っててみても効果なし。 


サイノスケはどういうわけか、傘もちゃんとさすし、イギリス風だろうと気取ってマフラー、スカーフ、帽子など好んでつける。 リュウザエモンは典型的アメリカ人のティーエージャーである。