スミはブラックラブの雑種、すっかり成犬になり、体だけは一人前にもう45キロを超えた。 首なんか、お前は牛かというくらいの太さである。 ずっしりしていて、決して肥満体ではないと獣医さんの見立て。 気は優しくて力持ちの通り、番犬には程遠い。 ソファに座っていると、頭をひざに預けて寄りかかってくる。 甘えているのだ。 こうして恥知らずに擦り寄ってくるのがわがツレアイにとってはかわいいらしく、(他に誰もしてくれないので)いつもスミの頭をなでてよしよしとやさしく話しかけている。 


子供たちがみんないなくなってもまだスミがいるもんね、と言っているツレアイ。 空巣に犬と猫と残る老夫婦というわけか。 でもスミの後にもうペットはいらないと思っている私。