昨日のブログにコメントを残してくれた人はアメリカ人と結婚してアメリカに住んで10ヶ月になるらしい。仕事をしてないのは初めてで毎日もんもんとしていると。 彼女へのエールに代えて私のもんもんとしていた時の話。 もう25年以上も前の新婚時代。 あまりにミジメだったので、普段は思い出さないことにしているのだ。 


最初の3年間はツレアイがロースクールにいっていたので、貧乏生活は想像を超えていた。 家賃は一間で月90ドル。暮らし始めたときには、玄関の階段がなくて、地面からよっこらしょと上らなければならなかったし、部屋の隅にはねずみの家族が先住権を主張していた。 私の両足40箇所以上ノミにかまれたのもこのころ、なぜツレアイは平気なの? 近所のゴミ捨て場から、ツレアイが持ってきて修理したテーブルが食卓兼勉強机。 ベッドのかわりにロフトを組んでマットレスを置いた。その下に、これまたもらいもののソファ。 何しろ一部屋なので、こうでもしないとやっていけない。


たくさんお金があるから幸せになれるとは限らない。でも、最低限のお金がないと幸せにはなれない。 ちょうどレーガン大統領が就任したころで、奨学金がどんどん切られた。 大学の奨学金のオフィスで私たちの収入を言うと、そんな金額で人は生活できない、どこかに隠している貯金があるか、援助してくれる人がいるに違いないといって、信じてくれない。 学校に行っているので、貧乏を選択しているのだから、福祉の補助は出ない。 Poor by choice というのを初めて聞いた。 そうか。


アメリカ版おしん物語続く。