たとえば、めざしの焼いたもの、油揚げをあぶってしょうゆに熱いままジュンとつけたものとか、里芋の煮付けなど、食べたくなるものはまったく理論的な必然性もなく、突然視覚、嗅覚、味覚を襲う。 そうなると記憶の中に逃げ込むか、それとも想像力に頼って乗り切るか。 値段の高いもの、変わったものは出てこないのが不思議である。 イカのぬた、ママカリの酢漬け、さわらの塩焼き、からしレンコン。 なんだか、お酒のおつまみになりそうなものばかり。 ふーん。
歳とともに食い意地が張ってきたのは確か、それに体調は絶好調で、食べられる量もたいしたもの。 と自画自賛。 自慢できることでもないか。