本当にどんな人かは財産を一緒に分けないとわからない、という。 普段はきれいごとをいっている人でも、相続となると本性が現れるというわけ。 親の遺言状をめぐっての争いは醜い。 上訴して、もっともっと時間とお金をかけて、結局儲かっているのは弁護士だけというケースも多い、もうこうなるとお金でなく意地でやってるという感じ。 悲しいけどこういうのは万国共通らしい。


最近手がけた判例、父親が近所の人たち6人に財産を残した。不動産が主で一人当たり2000万相当になった。 実の娘には100万円ほどのみ。 娘は遺言状に異議は唱えず、(というより、その理由がなく)財産分けは終わり、隣人たちは写真や古い家具など、遺言状に反して娘に上げたそうな。 一年ほどして、その不動産をみんなが売り払ってお金を分配した。 そうして、娘が異議を申し立てた。 遺言状によると10年間は土地は売り払ってはいけないこととなっていた。 こうして遺言状に反したことをしたので、そのためにもらったものも放棄すべきだと。 うーん、どうかな。


不動産を遺言状で何年の間は売れないとか言い残しておくのは公共のポリシー、売買を促進してビジネスをはかるというのに、反するというわけで、無効なのだ。 めでたく、6人の隣人は土地を売り払いお金を山分け、娘は残念ながら敗訴。 家族だからといってそれに甘んじていては他人と一緒というか、それ以下。 ちゃんと法律に詳しい弁護士に遺言状は作ってもらいましょう。