サイノスケは高校もあと3週間で卒業となり、暇になったらしくて、今晩はクッキーを焼くんだそうだ。 まず、バターをやわらかくして、砂糖と混ぜる。 それからその他の材料と、チョコレートチップスを入れる。 そして、オーブンへ。 このオーブンは家を16年前に買ったときからあったのでもうかなりの年代ものである。 温度が当てにならないというか、しょっちゅうみてないと、焦げてしまうか、生焼けかということになる。


買い換えなくてはと思いながら、私がオーブンを使うお菓子を焼いたり、料理をあまりしないせいで、延び延びになっている。 やっとクッキーの焼けるいいにおいがしてきた。 リュウザエモンとサイノスケが、まだ中身がやわらかすぎるよ、とか イやこのくらいがおいしいんだとか言い合っている。


50過ぎた太りすぎを自覚している身としては、一センチ角くらいのを、リュウザエモンからもらって満足ということにしよう。