ハナは生後3ヶ月くらいのときにネブラスカのブリーダーからやってきた、アイリッシュウルフハウンドである。 やたら大きい種で痩せ型だけど背は高く、gentle giants と呼ばれる。 アイルランドの国犬なので、セントパトリックのお祭りのパレードの先導を勤めるのがこの種類の犬。
ハナは兄弟たちのなかでは残り物というか、小柄だったので、もらわれずに残っていた。 あまり賢いとはいえないけど、やさしい女の子。 うちに来たときリュウザエモンは2歳、サイノスケは4歳。 ハナは明らかに、この2人よりは格が上と思ったらしく、守ってはくれるけど、命令は無視。 つれあい、私、クマゴロー、そして、自分(ハナ)と 家族の中での位置づけははっきりしていた。
成長して体重は45キロ近くになり、散歩に連れて行くと 近所の子供たちから子馬だーといわれたりした。 でも気は弱くて、プードルに行き会ってもほえられると怖がっていた。なんというざまだ、その図体でと親はあきれた。 でも知らない人が見たら、怖そうに見えるので、泥棒よけには最適。
でも大型犬の寿命は短く、あっという間に10年が過ぎた。