まだ大学の冬休みのクマゴローは家でごろごろしている。 と言っても、皿洗いや掃除機をかけたりまめにしてくれて割と気のつく子である。 何を思ったか、究極のスパゲッティを作ると言う。 2種類のイタリアンソーセージ、ペパロニ、野菜がたくさん入っているのがいいと言って、ピーマン、たまねぎ、ズキーニ、ポータベラマッシュルーム。 ソースはめんどくさいし、今トマトの季節でもないしで、市販の物を使う、でもやたらと甘いのはいやだとかで、砂糖の少ないのを選ぶ。
仕事場に電話して、肉や野菜はいつ入れる、香辛料は何を使う、おなべはどれを使う、といちいち聞いてくる。 午後いっぱい台所で格闘、帰宅してドアを開けるといいにおい。 ガーリックブレッドをオーブンで焼いて、パスタはもちろんアルデンテ。
マッシュルームがおいしくて、そればかりひろって食べてしまった。 次の日のお昼に残りをお弁当にした。 電子レンジで暖めながら、息子の料理なのと同僚にしっかり自慢した。
たまねぎがみじん切にしては大きいし、不ぞろいだし、ソーセージは少し焦げてるとか、そういうことは一切言わず、ただひたすらほめまくってまた作らせようと言う魂胆。