◇◇◇ 精神医療被害連絡会メールマガジンvol.1H24.6.30発行 ◇◇◇

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 ・お知らせ……………………9月2日向精神薬を学ぶセミナーVOL2
 ・特集…………………………不眠の知識Ⅰ
 ・活動報告……………………6月2日向精神薬を学ぶセミナーを開催しました
              雑誌の新連載の取材協力
 ・編集後記

以下内容の一部のご紹介

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〇眠れないってどういうこと?

眠れないと言っても、原因は様々、睡眠薬による睡眠はただの気絶。
まず、眠れない原因を考えてみましょう。

・嗜好品/サプリ/薬物が引き起こすもの。
寝る前にコーヒーやお茶などを飲んでいないか?さらに薬の中には不眠の原因となる薬が含まれていることがあります。
特に、精神科から処方される抗うつ剤は不眠を引き起こす原因となります。
(不眠治療にSSRIを加えている処方を見かけるが、根拠がないどころか逆効果である。)

・必要以上の睡眠
日中の昼寝をしていたり、寝ようとして長時間寝床に入っていると逆に眠りは浅くなります。また加齢により睡眠時間が減るのは自然なことです。いつまでも若いと思っていたら大間違い。日中に居眠りや眠気による集中困難が無ければそれを不眠とは言いません。

・いつもの生活リズムに逆らって寝ようとする場合
海外旅行・出張などに伴う時差ボケ、入院・入所後の早い消灯時間など、いつもの生活と違った時間に寝ようとする場合などは当然眠れない。

・悩み/不安などで寝れない場合
心配事、不安があったり、興奮したりする場合。

・寝れていないと誤認している場合
静かな寝床で目を覚ましていると時間が長く感じる。また睡眠薬の効き目の持越し作用や向精神薬による倦怠感や眠気を睡眠不足と誤解することがある。

・睡眠薬の常用による不眠
睡眠薬は、常用することによりその内効かなくなり、最終的には睡眠薬なしでは眠れなくなります。結果、徐々に薬が増えていく結果になります。

以下の2つは、特殊な睡眠障害ですが。いずれも向精神薬の影響が疑われます。

・睡眠時無呼吸症候群
肥満の方に多い。症状は寝ている間に度々呼吸が止まる。
この症状に対しては睡眠薬に効果はない。
精神科で非定型抗精神病薬/NaSSAなどを処方されている方はその副作用の肥満が原因となる場合があります。

・むずむず脚症候群
三環系抗うつ剤やSSRIが原因薬と考えられる。

このように、不眠と言っても原因は様々、安易な睡眠薬の服用の前に良く考えてみましょう。

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〇どうやって不眠に対処するか

・まず原因を探す。そして、まずは原因の除去を優先する。
(いきなり薬をのまない。)

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