私の裁判と並行して、注目すべき裁判が2つ進行している。
その一方の原告から、メールで情報を頂いた。
メールで送って頂いた原告の陳述書を読み、被害者の悲しみ、憤りを改めて深く感じた。
原告は、一日最大60錠の多剤大量処方で、それまで築いてきた生活を全て失った。
転院した医院が、薬を最小限しか使わない方針で、そもそもうつ症状の原因が、無呼吸症候群であることを見抜いた。減薬をし、睡眠治療で原告が劇的に回復したことから、彼の健康被害が、被告医師らの無茶苦茶な処方であったことは明白となった。
さらに、裁判の中で、被告である医師は、自身の患者のうち、判っているだけで、7人の自殺者と7人の自殺企図者がいる事が判明している。
このうち、何人が、本当の心の病気で自殺したのであろうか?
多剤大量処方と自殺者の相関関係を調べてみれば良い。
明らかな相関がみられるはずだ。
自死遺族連絡会の調査では、判明している。
この事実は、もう明白である。
厚生労働省の自殺対策PTも理解しているし、救命救急の医師達の証言でも明らかである。
しかし、やはり、昨日書いたような、裁判の壁があることをメールの彼も認めた。
なんとか、うち破りたいとの思いは、共通である。
もう証拠は十分揃っている。
歴史上、類を見ない規模での健康被害あり、年間、少なく見ても一万人以上の死者が出ているのです。
マスコミの皆さん、自信を持って、報道してください。
もう証拠は十分揃っているのです。
今、私が把握している進行中の裁判は、
薬の副作用による自殺の責任を問う裁判
薬の副作用による健康被害の責任を問う裁判
私の、薬の副作用による中毒死を問う裁判
です。
それらの裁判の被告側の主張は共通しています。
患者のもともとの性質や人格の所為。
多剤大量処方など皆やっている。
医薬品添付情報など関係ない。
精神医療とはそういうものだ。
医学的、薬理学的な反論は皆無である。
専門的な争点は、「専門家の言う事を信じろ。」の一言だけで乗り切る気だ。
もはや、我々原告の方が薬のことは詳しい。