もう何度も2番底が来ることを主張してきました。
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http://ameblo.jp/sting-n/entry-10441348535.html
http://ameblo.jp/sting-n/entry-10452610941.html
http://ameblo.jp/sting-n/entry-10596752096.html
私の主張は、ずっと変わっていません。
やはり、2番底は来ると思います。
2番底を防ぐのは、所得格差の解消しかありません。
所得格差を縮める為の、特効薬はインフレです。
なだらかなインフレが、ソフトランディングをする唯一の平和的解決なのだか、どんなに金融緩和をしても効果は無かった。なだらかなインフレは、統制経済でもやらない限り無理です。
アメリカでは、金持ちが財産の半分を差し出そうなんてことを、ウォーレン・バフェットやビル・ゲイツが云い始めました。上位、5%の金持ちが、本当に財産の半分を差しだしたら、凄いですね。
アメリカ人の消費が回復し、日本も輸出が増え、また一息つくかもしれません。
アメリカは、国内に成長セクターをまだまだ持っていますから、日本よりソフトランディングは容易でしょう。
ただ、2番底に対して私は悲観論者ですが、この危機を最初に克服し、新しい価値観に基づく社会構築に向えるトップランナーになれるのはこの日本であると思っています。
どうせ落ちるのなら、早く落ちた方が良い。その方が回復も早いという政治的な判断です。
金融経済、いや資本主義経済の論理で考えているうちは、この危機は乗り越えられません。
個々の人間が、幸せの価値観について考え直さねばならない事態に追い込まれるのです。
来るべき新しい価値観は、
・雇用、労働に対する自己の意識改革。
・実生活に役立つ技能。
・権威主義(学歴、資格)の崩壊。個別独自能力の開発。
・社会における自己の位置づけの明確化。
等を各個人に求めるようになるでしょう。
現在のインターネットに代表されるインフラの進展は、その時代の到来を予感させるものです。
インフラは整いつつあるのです。
問題は、それに個々の意識改革が遅れていることにあります。
この次元になれば、少子高齢化も、GDPも問題にはなりません。
幸せの価値観は、いかに心豊かに暮らすかに移るのだと思います。
アクエリアスの時代
http://www.youtube.com/watch?v=avEtf_h-_sI
1860年代のヒッピー文化を代表する曲です。
みずがめ座の象徴は、自由、平等、博愛です。
消費社会を批判し、自然回帰を主張した社会運動です。
実際には、みずがめ座に太陽の春分点が移動するには、あと1世紀以上必要です。
その時代をこの目でみることはかないません。
人類が、この2000年スケールのある時代の過渡期にあり、現在はアクエリアスの時代に向う時期に差し掛かっていることは間違いないと理解したい。