厚生労働省は、問題が表面化すると、一応の対応をする。
例をあげると、
2003年、ベンゾジアゼピン類は、常用量でも、長期に服用すれば依存が形成されるということで、製薬会社に注意書きの改定を指示しています。
2007年には、長時間作用型の睡眠薬、抗不安薬に就寝前だけの処方に限定するようにとの指示も出しています。
そうした注意喚起のあと、製薬会社は、注意喚起に従い、医薬品の医師向け添付情報を改定しています。
「ベンゾジアゼピン類は依存が少ないから安心です。」
「薬は長く飲まないといけません。」
という精神医療の言い分とは、明らかに逆の注意喚起をしていたのです。
注意喚起が意味をなさないのは何故か?
答えは明白です。
単に医師が、医薬品の医師向け添付情報の注意事項を守っていないということです。
処方権の乱用です。
正式には、長期に処方してはならない薬なのです。
多剤大量処方は論外ですが、長期処方も論外です。
デパスもダメです。
そもそも、どうしようも無い時に、たまに使う薬ような薬なのです。
厚生労働省ももっと怒るべきだ。無視されているということです。
ネットで、依存がないとか安全だとか言ってるサイトはすぐに訂正してください。