凄い世の中である。
歴史的な政権交代、その1年の結果も見ないで、民意はまた民主党に過半数割れを起こした。
凄いと思うのは、世論が直接政治に反映することだ。
国民は、もたつく菅首相にお灸を据えたのだ。けっして自民党に戻りたいのでもないし、また小沢元幹事長を重用せよということでもない。
民主党が失った10議席は、そのまま、『みんなの党』に流れた。
政界再編は必須である。民主党政権は、次の新しい政権を作り出す為の時代のあだ花である。
以下は、政治に関する私の過去記事です。
http://ameblo.jp/sting-n/entry-10332420139.html
http://ameblo.jp/sting-n/entry-10220327733.html
http://ameblo.jp/sting-n/entry-10216289022.html
みんなの党と民主党の共通の公約に公務員改革がある。
公務員の給与を一律20%下げるというものである。
違いは、みんなの党が、地方公務員にまで対象を含めているのに対し、民主党が国家公務員に限定していることである。
(この話が出るたび、「そういこというなら、自分が公務員になれば良いのに。」という意見を聞く。まあ、給料が減らされるのであるから、気持ちは分からなくはないが、民間の平均給料が、年収300万時代に突入したこの時代で、その理屈は通らない。公務員は、公僕なのだから。主従が逆転している現在、税収で公務員の人件費が賄えない現在では当り前の話である。)
民主党の支持団体に地方公務員の組合があり、そういうことになっているのだと思うが、そうはいかない。
民主党も、自民党も、さらに分裂が必要だ。
どちらも主役ではないし、みんなの党もそのまま主役にはならない。
その時初めて、次世代を担う政権政党が誕生する。
予言します。