この度は私の個展にご来場頂きましてありがとうございます。
「解放は毎日起こっている」というと信じられないかもしれませんが、毎日、布団に入って寝ると魂は自我から解放されて、夢を通して様々な世界を探求します。それを本当だと考えるならば、私が夢を通して、そのストーリー、その印象を絵に描いてきたことは、その解放のブロセスの一旦を担っていたのではなかったのかと感じています。
本来、日常は非現実的であるというのが哲学的な視点としてありますが、それを習慣があることによって、脳の機能が非常事態にもちゃんと機能するように制限、安定させているということが本当の所のようです。
夢が何故あまり注目されないのか?夢を絵にしていると話すと、多くの方が、よく覚えていると驚かれますが、夢が教訓のようなものを観せることもありますし、実際に私の作品の1/4位は夢をヒントに制作したものであることから、夢は私にとって絵を描く点では原点のようなものとして存在しています。夢があるから、絵を描き続けられますし、私にとって夢は宝の山のようなものなんです。
私は更に夢やイメージからの解放を考えて、画用紙の上で手のひらを使ってクレパスを転がしながら制作することを試みました。最初はうまくいかなかったものも枚数をこなしていく中で、これまでのスタイルからの解放に成功し、よりバリエーションに飛んだ作品制作を可能にし、そのイメージによりあった表現方法を選択できるようになりました。
そして解放には、「可能性」が常に存在していて、より自身を自由にしてくれるものに違いないと感じています。
それは、私たちを守る為のルール、習慣が皮膜のように存在していて、その解放の可能性に気づかないでいることは、時に私たちの可能性を狭めるであろう働きを示唆しています。それは、あなたを生きることを選んだ時に足枷であることに気づきます。
つまり解放とは私たちの可能性に対する乾杯であり、私が決めた道を歩くことでしか味わえない美酒なのです。
今回、作品を選ぶにおいて注意したのは、夢の世界、自我から解放された世界の作品を観て頂き、日常からの解放された瞬間、世界を違った視点で切り取った雰囲気を作品の中から味わって頂けたら幸いと思っています。
という文章を個展会場に載せてます。
テーマが「解放」~そのすべてを解き放って余りある何か~
ということで、作品の世界をより味わって頂けるように今知っていることを精一杯盛り込んで文章にさせて頂きました。
私の個展に限らず、芸術に触れることは、人生を豊がにしてくれるものだと思っています。皆さんが、皆さんのやり方で、芸術の秋を楽しまれますように(・・。)ゞ
さて、私の方は3日目は土曜日なので、忙しくなるかも(^_^)v