古代(中国)の芸術家の考え方によれば、
入り乱れた色彩は、
地物の裏に隠れる真相を見られなくなります。
そして
賑やかな世界が、人を誘惑するように
人の欲望を充満させ
コントロールができなくなります。
この趣旨に基づいて、
もっとも簡単な絵と
もっとも快活する絵画の言語で
もっとも深い感銘を伝達することが
画家達の自覚的な追求となりました。
~DVD ドキュメント 画 Painting~
わたしの経験では、
余りにも多くの色で描くと、
鮮やかを通り越して、
濁ってしまったことがあります。
ああ、ここで辞めておけばとも
思うんですが、
止めることができませんでした。
時に、絵は感情に左右されたものになります。
むしろ、ゴッホやピカソも、
技や技法よりも大切なことがあると
感情のままに描くことの心地よさを理解してなのか
絵の描写がかわっています。
理解の出来ないものとして、
ただ見て美しいというものではなく、
ハートを入り口にした人が内奥の部分につながる何かを感じる部分に訴えるものになったのではないだろうか
と思うのです。