たとえば、
愛とはたくさんの風船のようなものだ、
と考えたらどうなるでしょうか。
一つ一つが特定の人への特別な愛に満たされ、
その人にぴったり完璧にフィットするように
作られているのです。
私はたくさんの風船を一度に手に持つことができ、
私の愛する人全員、
一つずつ風船があります。
しかもこの、
一つ一つユニークで完璧な風船は、
私がどれだけたくさんの風船を
抱えていようがしぼむことはありません。
そしてもし、
物理的に一緒にいなくても、
私はまだその人の風船を持っていることができます。
私はそれを見つめ、
その美しさを楽しみ、
そしてその人のことを考えます。
するとまるで一緒にいるかのように、
私とその人の間には愛が行き交うのです。
たとえこの先一度も会うことがなく、
時間をともに過ごすことがなくても、
その人の風船は、
私たちが共有したもの、
お互いへの好意、
一緒に過ごした大切な時間の
楽しい思い出などでいっぱいのままなのです。
それを誰か他の人に奪われる心配はありません。
そしてもしも、
もう私の人生の一部でなくなった人の風船を
手放したい、
と決めたら、
私は優しくその風船を空へと放します。
それによって受け取る愛情が少なくなる人は
誰もいません。
誰もが十分な愛情を受け取れます。
それが愛なのです。
～チャクラ・ヒーリング／ブレンダ・デーヴィスP.197より抜粋～
ハートフルフィーリングマイラブ☆444☆
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世紀末の詩というせつないドラマを知っていますか？（以下はネタバレのため文字を反転して見るようになっています）
最終回、相手（彼女）には婚約者がいながら、好きになってしまった二人。結婚式に君を連れ去ろうと、約束していながらも、そうしないで、一人潜水艦にのって、そこに詰め込んだ色とりどりの風船を空に放つというシーンで終わるお話です。
最終回のラストシーンに、なぜそうしたのかを説明してくれている言葉に、この本に出会えて、僕はやっと涙を流すことができました。