自分からは逃げられない。
たとえ世界の果てまで行ったって、
そんなのは無理だ。
(中略)
でも、
このゴミ以下の自分には、
どこを探してもほかに自分はいないから、
なんとかしていっしょに生きていくしかない。
盾 シールド/村上龍(著)はまのゆか(絵)P.68
ハートフルフィーリングマイラブ☆244☆
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自分を見つめるのは難しいけれど、誰かにうつる自分なら見やすい、いわば一人一人が持っている『鏡の盾』。シールドとは、いつも一方方向に向けていればいいというわけではない。反対方向に向けなくてはいけない時もある・・・時にシールドが幻だったのかって気づく時があるけれど、それは幻ではなかったんだと思う。ただ、食べ物とかと一緒で賞味期限が切れると使えなくなってしまう(消耗品ともとれる)ものなんじゃないかって思います。
シールドはとても大切なものだと思います。特に宇多田ヒカル(好きなアーティストに当てはめてみるとわかりやすいかもしれません)が歌っている時のようにシールドが必要ない状態というのがある(それをシールドとも解釈できる)のかもしれないって思いました。シールドが必要なのは、自分らしくいられない時なのかなってすごく感じました。自分らしくなれる時まで、自分のココロを守っていく・・・そんな大切なものがここにはある・・・(ヒカリ・・・ヒカリ探しても見つからないもの、それがキラリ。それは盾がもう要らなくなった証拠?でもそれまでは、呑み込まれない、呑み込めない、飲み過ぎないのみ。)
最後に言えることは、シールドとは、一緒に成長していくものであって、変わらないものをシールドだと思ってしまうことに落とし穴があるのではないかというメッセージが込められているように感じました。もちろん、決して変わらないものの中にもシールド(安心感)があることを最後に教えている著書には脱帽です。読んでそう思いました。そう思ってみたい方にはオススメの本だと思いました。