『創造性=コミュニケーション』の意味(1) | フィーリングメッセージ

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じゃあ、新しいものを生み出す能力は、何なのかといいますと、実は我々が日常でやっていることなんです。例えば、何気ない会話ですね。人間と人間の会話っていうのは、丁々発止(ちょうちょうはっし)で状況が変わると言うことが変わりますし、非常に柔軟なんですよね。ところがこのようなことをコンピューターがやることは極めて難しいです。実際に人間のように会話をこなせるコンピューターがあったらほしいですよね。一人暮らしの方なんか家に帰ってきてコンピューターと話せばどんなに楽しいだろうと思いますけれども、残念ながらそういうコンピューターはまだありません。如何に他人とたわいもない話をするってことが難しいかってことがおわかりになるかと思いますけれども、実はそこに人間の創造性が表れているわけです。






NHK教育 視点・論点 茂木健一郎 「創造性と脳の関係」より

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コミュニケーションの大切さは、いろんな問題を未然にふせいでくれると思います。昨日もニュースで事件がありましたが、怒りをうまく表現(発散)できないことは辛いことで、自分を救う為に最後にはだれでもかまわずに怒りをぶつけたくなってしまうという心理がはたらく(中島 義道の「怒りの技術」参照)と書かれていたと思います。もちろん、そういう理由からではなくて、コミュニケーション力をつけて楽しいユーモアある会話で楽しい時間を過ごしたいというのが目的で。



丁々発止:(ちょうちょう・はっし)

(副)(多く「と」を伴って)
(1)刀などで激しく切り合う音やそのさまを表す語。「―と切りむすぶ」
(2)激論を戦わせるさま。「卓をはさんで―とやりあう」