正直に言います。
今、がっつり詰んでいます。今は、その私の生き様というか死に様というか、詰んでいくプロセスをTwitterで中継していくぐらいしか、すべきことが思いつきません。いやそれは今すべきことでもないけども。
今週の木曜日に、丸一日研修を受けなければなりません。木曜日って明後日じゃないかって?そうですけど何か?
それが、実は結構ハードな研修で、中には講義形式のコマもありますが、事前に課題を出されて、まあいわゆる「宿題」を持って行かねばならないものもあるのです。
この宿題がなかなか曲者で、というか正直全然やってないのですけど、かなり調べ物をしたり資料を当たったりしないと解答を作れないようなものなんです。いや、その資料がぜーんぶ頭に入っているような超人は全然苦労しないのでしょう。私だって仕事に必要な資料には全部目を通すし、たまには覚えておこうかななどと殊勝なことを考えることもあります。しかし今回の課題、不肖この私、全く刃が立ちません。
資料は、全然読む気がしないPDFファイルのものから、1,000ページを超えるようなカステラみたいな本や冊子まで、もう今からでは絶対に読めません。まだPDFファイルはワード検索がかけられるので必要な情報をサルベージできる気もしますが、今のところ現代文明はカステラをワード検索する技術を手に入れていません。一応職場からカステラ2つは持ち帰っているのですが、開く気力もありません。
現在火曜日の23:30少し前。受講開始時刻まであと33時間半とちょっと。木曜日の9:00までに、二度の睡眠と四度の食事、二度の風呂とシャワー、トイレなどの時間を差し引くと、どう長く見ても正味19時間足らず。
そして、そんな折も折にブログを書く私。研修終わりの飲み会の連絡はパーフェクトなのに、宿題は逆パーフェクトな私。
詰んでますよね。ええ詰んでますとも。
ドラゴンボールを集めてくる系の解決策以外で、今私が取り得る手段はたった一つ。そう、研修の神に禁じられし悪の所業。これまで清廉に生きてきた私がダークサイドに身を窶す禁断の果実。
いえ、そう言えば、ずっと昔私は一度だけダークサイドに墜ちたことがありました。
大学に入学したばかりの頃でした。
出席しか取らないでお馴染みだった某倫理の講義を、大講義室の後ろのドアからエスケープする手法でサボり続けた私は、当然のことながらテストに臨むにあたっていたく困り果て、友人数人と途方にくれながら最後の講義を受けていたのでありました。
倫理のテストは、講義の内容がそのまま出るらしい。だからノートさえあれば何とかなる。これはサークルの先輩情報。
そう、ノートさえあれば。
最後の講義が終わった後、私は大講義室の最前列で講義を熱心に聴いていた、髪の長い真面目そうな女子に声をかけたのでした。あの倫理の講義を熱心に聴くとは一体きみは修行僧か何かかね、と言いそうになるのをぐっとこらえ、「ねえ、ノート、コピーさせてくれないかな?」
怪訝な目で見られる私。当たり前だけど。
ここで男であることを武器に利用しなかったと言えば嘘にな・・・・・いえ、そんな武器は持っていませんでした。話を盛りそうになりました。すみません。
まあともかく、彼女を大学生協のコピー機の前まで連れ出すことに成功した私含めアホ男子3名は、まるで病院長回診のごとく揉み手で彼女に付き従い、同じくアホ学生どもが列をなすコピー機の前に順番待ちをしたのでした。
季節はまだ汗ばむような時期。「ねえ何か飲む?」に対して「いいです」とすげない返しも、遠慮深い子だなあなどとポジティブに解釈していた、私にもそんな時期があったのです。
暑い中、多分1時間以上並んだと思いますよ。めでたく3名分のコピーをゲットしたアホどもを代表して私が、「お腹すいたね、何か食べる?」というと、「ええじゃあごちそうになろうかしら」的な流れになって、その後連絡先も交換し、そして実はその時のあの子が僕の・・・・・なわけは全然なく、まあでも一応「頑張ってくださいね」とのお言葉だけ頂戴いたしまして、私たちは無事テストに臨んだわけであります。
倫理の単位は取れました。そう、単位と引き替えに私はダークサイドに墜ちたのです。リアルの世界でチートをやってしまったのです。
・・・・・というエピソードを思い出したので、もう明日の朝一で同じ研修の受講者に、宿題を写させてもらうしかありません。
できればこの手だけは使いたくなかった。ごめんね研修の神。
では、続きはTwitterで。