先日地元も梅雨入りしたからか、日差しが少なく曇り多めな天候で過ごし易くはある。

何か欲しかった、このロクでもない時間が有意に変わるものを。

それは身の丈に合わぬ程のものを手にしたいみたいな意味で、熟れた紅玉みたいに糖度が高くて、禁断の果実を頬張りながら頭にリンゴ乗っけてウィリアムテルごっこ遊びを俺等はやるんだ。


荒廃していく街が無機質に泣いている、ビル間の隙間風が吹き荒ぶ都会の機械的なアイソレーションは、マクドナルドのポイ捨てされた紙袋から覗くナゲットのマスタードソースにたかるネズミの胃袋みたいに notebook is fullだ。やがて胃袋は出血多量で死滅する。