9月18日に
Aさんが出頭することが決まりましたが、
お盆が明けた頃から
Aさんの様子がなんだか変なんです。
毎日のように
他愛もないメッセージが届いていたのに
パタっと来なくなりました。
私からは用事がなければ
メッセージを送りませんので
お互いの近況すら分からない日々…
唯一やりとりしたのは、
入国管理局へ電話し、
聞いた内容を伝えた時でした。
その時も
Aさんはどことなく上の空な感じで、
いつもなら
愛の言葉も送り付けて来たりもするのに
それもなく、
「分りました。ありがとう。」
たったそれだけでした。
それが、9月に入って突然
近隣県に住む叔父の家に行っていた旨の
メッセージが届き、
その間、私から音沙汰がなかったことを
なぜか責められました
「挨拶はしなければなりません。」
と、翻訳アプリで訳された日本語で
送られてきました。
いや、おかしいでしょう?!
あなただって、
何の音沙汰も寄越さなかったじゃない?!
もう面倒臭いのでスルーして、
私は叔父さんの家に何をしに行ったのか
尋ねてみました。
(その叔父の家にはいつも
日帰りで行っていたのに、
今回は長期間だったのが気になって…)
でも、私の質問には答えず
Aさんは別の話を振ってきます。
やっぱり変だと思い、
しつこく尋ねてみました。
すると、意を決したように、
あらたまった内容の文面が届きました。
「SAEKOさん、
私は叔父に謝りに行きました。
叔父は私をいろいろ助けてくれましたが
叔父の銀行カードを返そうと思って
叔父を訪ねたのです。
SAEKOさん、
あなたにも謝らなければならない。」
なんかとんでもない前置きをされました。
そして彼がした話を要約すると、
お盆明け頃、同居人の叔父と口論になり、
二人は部屋を出て
駐車場で殴り合ったそうです
Aさん曰く、
自分は喧嘩したくなかったのに、
叔父さんが酔っ払って挑発してきたから…
らしいです
いちいち言い訳を挟んでくるところも
嫌!!
そしてその時に、
駐車場にとまっていた車を
損傷させてしまったというのです。
翌日、駐車場には警察官の姿が…
Aさんは不法滞在の身…
とにかく逃げるしかなかったそうです
しばらく近隣県に住む別の叔父の家に
身を寄せていたそうです。
(この叔父は、私が以前電話で話した
Aさんの祖母の腹違いの弟の息子…
だから正確には叔父ではなく、
Aさんの父の従兄弟(?!)です。)
Aさんは、
自分はとんでもない愚か者だと言って、
叔父から借りていた銀行カードを
返そうとしたそうです。
(推測するに、Aさんは
叔父の名を借りて働いていたのでしょう…
実際に返したかどうかは分りません)
それから、
自分のことを特定されないように
髪を染めたそうです。
あまりに身勝手すぎて、
開いた口がふさがりませんでした
どうして逃げなきゃいけないという
発想になるの?!
どうして身を隠そうとするの?!
もちろん私はAさんに
警察に名乗り出るように伝えました。
彼の答えはNO…
自分から名乗り出たら罪が軽くなる事も
伝えましたし、
車の持ち主がどんな気持ちなのかを
考えて欲しい…とも伝えました。
「私の良心はグラグラ。
でも私は逃げなければなりません。」
Aさんは意味不明なことを言うだけでした
そして、9月…
夏休み明け最初の授業に
金髪になったAさんが現れました。
髪を染めたとは聞いていましたが、
肌の色と髪の色がアンバランスで
派手過ぎて目立つんですけど
確か、捜査の手から逃れるために
染めたんですよね??