限定記事が彼に読まれているのを知った時
怒りとか涙とか興奮とかいろんなものが溢れてきて
視野は狭くなってくるし
瞳孔も開いちゃってたかも。
この世の終りはきっとこんな感じ。
(アメンバーの誰かが記事を流してる…)
「どっかに消えて!」
ひどい言葉を浴びせて彼をめちゃくちゃに傷つけたかった。
「アメンバーを信用するなよ」って彼が言ったから…
アメンバー一覧ページを眺めながら
流れる涙をボタボタと手に落として 子供みたいに泣いた。
そうして、彼はあまりにあたしが泣くからヤバイと思ったのかも。
「…意地悪言い過ぎた」
アメンバーは誰も裏切ってないから安心していいよ…と悲しい顔で。
「カンナの携帯から読んでた…」
本音が知りたかったんだと…
あたし達は似たもの同士だ。
でも彼の方が少し多目に悪い(と思ってる♪)
携帯というツールで何をしているのかは気になる問題だし。
そんなに悪い事態が起こりっこない事も知ってたからサクサクッとね。
その手は震えない。
…結局、携帯を見ても何も変わらなかった。
あるのは少しのショックだけ。
彼は限定記事を読んでどうだったのかな?
その中に彼に隠したい秘密はいくつあったのか思い出せないほどだけど。
そのせいであたしの愛を信用できないのもわかるけど。
彼はブログの中のあたしにも恋してる。
カンナ含めのあたしに恋してる。
消せない大切なあたしの24/7はいつかまた更新してあげよう。
彼のために。