5日(土)に地元のバレエ教室の発表会に行ってきました。小さい子たちの発表には興味がないので(ごめんなさい)、小学校中学年くらいから上のクラスの発表と、ユースカンパニーの演目が見られる夜の部だけを見ました。チケットは1人15ドル。ディレクターのC先生にメールで頼んで夫と私の分を取り置きしてもらっていたのですが、会場の受付でチケットを受け取って代金を払おうと思ったら、係の人(知り合い)が「でも、備考欄に代金不要って書いてあるわよ」と言うのです。

なぜC先生がそんな風にしてくれていたのかは分かりませんが、もともと払うつもりでいたので、お気持ちだけありがたくいただいて、寄付という形で30ドルを置いてきました。

高校を卒業する生徒たちにとっては、これが最後の発表会。息子の元カノであるBちゃんの素敵な踊りが見られるのも今日限りですえーん

今回ちょっと驚いたのは、3年生くらいの子たちの発表に、息子よりも体格のいい男性が入っていたこと。たぶん身長は180cmくらいあったと思います。筋肉ムキムキで胸板が厚く、完全に大人。その人が、ちっちゃくてかわいい男子2人と並んでプリエをしたりしていて、まるで親子のように見えました。

それから、小学4、5年生くらいの子たちのクラスで、結構いいなと思える子を2人見つけました。音楽にきちんと乗って踊っているのと、上半身の動きが綺麗なのが好印象。来年からはジュニアカンパニーに入るかしら? もしかしたら将来、ユースカンパニーを背負って立つようになるかもしれません。

ユースカンパニー全員で最後に踊った演目は、コッペリアの抜粋でした。
息子も今週末はヒューストンでコッペリアの抜粋を踊っているので、奇遇です。

Bちゃんはスワニルダ役だったのですが、バリエーションの中に、この動画の2:20の所から始まる足技が入っていました(この動きはバロネ? 何と呼ぶのか分からないので、どなたか教えてくださ〜いニコ)。



脚を上げながら美しく進んでいくBちゃん。これを綺麗にできるのは、教室ではBちゃんだけです。でも会場からの拍手はありません。これが彼女にとって、この教室で踊る最後の演目なのに……すごいよ、Bちゃん! ブラボー! と思っていたら我慢ができなくなり、自分が拍手を始めちゃいました(笑)。そうしたら、つられて周りの人たちも拍手し始め、後半は拍手の渦となりましたパチパチ

そしてフランツ役は、3月にカリフォルニアから来たばかりの16歳男子、N君です。実はN君のお母さんはFacebookの男子ダンサー母の会のメンバー。私が住む地域に引っ越しが決まり、良い教室を探していると言っていたので、ここを紹介してあげたのです。

N君のお母さんによると、前の教室は生徒をコンクールに積極的に参加させるタイプだったとのこと。たまたまカリフォルニアでお世話になった良い先生が、同時期にこちらに引っ越してくることになったので、その先生のプライベートレッスンも受けさせているという話でした(教室のレッスンは一日に1.5時間しかないので足りない、と)。今年は初参加のYAGPの準備と引っ越し前のバタバタで、サマーコースのオーディションが受けられなかったけれど、来年はどこかに参加させて、通年コースも狙うと言っていました。

そんなN君の踊りに対して、当然ながら私の期待はかなり高まっていました。しかし……

踊り始めたN君を見た私の心の声:「え……あれれ???」ゲッソリ

バレエ未経験者の私がこんなことを言うのは申し訳ないのですが、彼のピルエットやトゥールはヨレヨレで、体幹がものすごく弱そうに見えました。それから手や腕の動きがぎこちない感じです。身体のコーディネーションがまだできていない小さい子のような雰囲気、と言ったら分かっていただけるでしょうか真顔

N君が教室に入ったことを人づてに知った後、用事があってC先生とメールのやりとりをしたついでに、紹介者としてN君の様子を聞いてみたのですが、その時にC先生が

『彼は競争の激しい環境にいたそうですね。いろいろなコンクールに出て、トロフィーもたくさん獲得したようだけれど、かなりの指導が必要になりそうですよ!』

とおっしゃっていた意味が、ようやく分かりました滝汗

N君はプロを目指していて、親子揃って気合い十分なのですが、それが空回りしているように見えます。息子は教室の先生方の指導によってずいぶん上達したので、ここの指導は決して悪くないはず。コンクール出場者ゼロの教室ですが、先生方を信頼して謙虚に頑張って欲しいなぁと思います。