こんばんは。

日付が変わってしまいました。

 

今日は会社にブラックベイ54をつけて行きました。

 

とある案件の決裁に際して、

内規的には文字通り読めば

「〇」なのですが、

私的にはどうにも腑に落ちない、

というか善意の第3者に訴えを提起されたら

我が社が正しいとは言い切れないと感じていたので、顧問弁護士に相談しました。

 

仮にヤフオクでの

腕時計の売買を例にすれば、

市場を管理監督する

承認権者である主催者として、

出品者から売買の委託を受けた

卸売会社(セリ人)=ヤフオク事務局が

買受人(入札者)としてセリに参加することを承認できるか否かという案件です。

 

 

顧問弁護士の見解では、

現行の我が社の内規では、

卸売会社の役職員を買受人として承認できない条文はあるものの、

卸売会社自身を除外する明文が無いため、

既に承認申請が出されている状況では断ることは出来ない

という判断でした。

 

普通に考えれば、

インサイダー情報をもつ卸売会社(セリ人)がセリに参加するということは、

理論的にはやり方次第で

相場操縦も可能だし、

利益相反に該当するのではないか

と私は思っていましたが、

ザル法と化している内規を

今後改正するにしても、

現時点では承認せざるを得ないということになりました。

 

 

今後の取引の範囲については限定的であり、私が懸念するようなことは現実的には起こらないだろう

と上席は言いますが、

我が社のリーガルチェックがザルだったことは否めません。

 

 

 

ちなみに顧問弁護士先生の腕時計は

WG素材のA.ランゲ&ゾーネ白文字盤でした。

しかし勤め人の私自身にはBB54がしっくりくる。

 

 

今日は冬にしては若干あたたかく、

天気も良かったです。

城もよく見えました。