最近ロレックスに関する本の購入が続いています。

 

【参考文献】

(※1)永久保存版ロレックス2020-2021「デイトナマニア2020」、芸文社(2021年1月1日)

(※2)佐藤顕監修「DAYTONA MANIA“ZENITH MOVEMENT”」、芸文社(2021年7月1日)

(※3)最新版ロレックス完全ガイド、コスミック出版(2021年7月17日)

 

 

本を読んでいる(見ている)だけでとても楽しいです。

特に前掲(※1),(※2)はデイトナに関するマニアックな情報が満載です。

 

 

現在、私が保有するデイトナは、

116500LN黒文字盤1本のみですが、

スーパーコピーの116500LN白文字盤も持っています。

(以前購入したコンビ116503白文字盤は、SS購入後、他の時計を購入するための原資とするために、定価割れで手放しました。)

真・黒文字盤(2019年11月正規店購入)

 

贋・白文字盤(2019年11月入手)

(コピー品の中でも割りと高精度のモデルのようです)

 

 

そこで、過去に2度ほど挫折しましたが、

自身の保有するデイトナについて、

オリジナルとスーパーコピーを比較、観察する

記事を書いてみようと思い立ちました。

 

デイトナオリジナルの販売時期による仕様の違いについては、

上記の参考文献に細かく掲載されているので、

それらを参考にさせていただきながら、

私の時計の真贋の違いについて観察していきたいと思っています。

 

 

初回となる今回の デイトナ観察vol.1 は、

文字盤上部のレターについて観察してみます。

 

まず、オリジナル同士の黒文字盤については、

デリバリー時期によって3タイプに分類されるようです。

★1 前掲参考文献(※1)137頁下部より引用

「ROLEX」以外の4行が見分けるポイントとのことです。

左2016年製  中2018年製  右2020年製

丸太        角太        細身

 

これに対し、私のオリジナル個体は、

2019年製ですが、上記資料から分類するとすれば、

2016年製の丸太に近いような感じがします。

 

左 2016年製 丸太

右 私の2019年製 丸太

 

オリジナル同士のレターの違いは、

製造年の違いというよりは、

複数あるであろう文字盤制作会社

による違いのような気がしないでもありません。

 

 

では、ここで本題のスーパーコピーのレターです。

2019年入手個体 細身

 

 

私の保有する真・贋比較

左が真、右が贋

 

文字の太さが全く違うのはもちろんですが、

右の贋作はレターに統一感が無く不揃いな感じがします。

また、前掲★1の3分類のどれにもあてはまりません。

 

 

 

では、白文字盤同士の真・贋比較はどうでしょうか。

★2 前掲参考文献(※1)137頁上部より引用

「ROLEX」以外の4行が見分けるポイントとのことです。

左2016年製  中2017年製    右2020年製

丸太      OYSTERのみ丸太      細身

 

私の持つ贋作は文字の太さで言えば、

★2では、中に近いですが、

それでも文字の統一感は全く異なります。

 

 

 

左真・右贋の比較

文字の太さや統一感が全く違うのはもちろんですが、

右の贋作はレターのフォントも異なっています。

 

 

 

 

今回は文字盤の一部を構成する

レターについて観察しましたが、

オリジナルとスーパーコピーとでは、

太さ文字の統一感とで

全く異なることが分かりました。

 

 

次回以降も時計を構成する各部分を比較観察していきたいと思います。

 

つづく