今日は慶應義塾大学法学部通信課程の卒業試験の日でした。
卒業試験は、卒業論文審査・総合面接試問の2項目について、
主査(卒論指導教官)と副査の2名の教授によって面接をしていただくものです。
このご時世の影響で、ZOOMでの試問となりました。
(写真の時計は、セイコー6159-7000復刻のSBEX007です(^^))
2016年秋に慶應通信に入学し、足掛け4年半。
ようやくここまで来ました。
元々私は、20年以上前に地方大学の法学部を卒業しているのですが、
6年前の転職以降、精神的・時間的に大きなゆとりが出てきたので、
あまり勉強していなかった現役時代を振り返り、
もう一度法律を勉強してみようと決意し、
慶應通信の門をたたいたのでした。
慶應通信にした理由は、
学費が安いことと指導教官やカリキュラムが慶應(通学)と遜色なく、
卒業論文の執筆が必須だったからです。
(現役時代は卒論ではなく、ゼミで代替可でした。)
自分が扱ったテーマは、主に少年法のカテゴリーです。
私が社会人となった1999年に光市母子殺害事件が起き、
事件当時18歳の少年が残虐な犯罪を犯し、
少年法で裁かれたことを今なお鮮明に覚えていて、
少年法に対して20年以上もの間、ずっと疑問に思うところがあったからです。
卒業試験では、薄っぺらい私の知識ではタジタジで、
副査の先生の質問に明確に回答できませんでしたが、
主査の指導教官にフォローしていただき、
なんとか終局を迎えることができました。
卒試の結果はしばらく後になりますが、
なんだか肩の荷が下りたというか、
自分みたいな中年のおじさんでも意欲があれば学べるし、
仕事をしながらでも意欲さえあれば迎え入れてくれる
慶應通信には感謝の気持ちでいっぱいです。
もし卒業することが出来たならば、またブログに記録したいと思います。
記事にならなければお察しください(^^;