ルート治療は鍼処SHIRAKAWAの白川勇作先生発案の治療法です。

 

様々な症状の原因の多くは『コリが原因』と考えいます。

コリは症状に合わせて独特な箇所に、独特な形状になって現れます。それを『ルート』と呼んでいます。

コリが一旦症状ごとにそのルートの場所、範囲を特定し緩めていくことにより症状が消えていく治療です。筋肉のコリはいったん発生してしまうと、時間が経過しても免疫が修繕を行ってくれずにその箇所に居座ったまま数年間、数十年間増幅を続けていきます。

※コリは数日間仕事を休んでも、運動を始めても、食生活を改めても蓄積されたコリはそのまま残ってしまいます。痛みや症状として表現され続けるとは限らず、症状はなくとも水面下で潜伏的に成長を続けたり、出たり引っ込んだりを繰り返しながら増幅することもあります。

 

コリの総量を数値化した場合、同じ肩こりでも100の肩コリの人もいれば1000の肩コリの人もいます。1回の治療でコリの量を50減らしたときに100の肩コリの人は2回で0になり症状は落ち着きます。1000の人は950になります。1000のコリの人は症状の変化を中々感じにくいと思います。ですが、1回治療で確実にコリの量は減ります。 大切な事は継続して施術をし1000のコリを0に近づけていくという事です!

 

 

いろんな病院や治療院に行って施術をしてもらっても他の箇所を触られたりして、「本当はそこじゃないんだけどな。」、「もっと根本的な施術するべき中心となる箇所がある気がする。」といったような思いをされた経験があるのではないでしょうか?

当院はその「根本となる場所」、「かゆいところ」を的確かつ、ダイレクトに治療させていただきますのでたいていは患者様から、「こういう治療を探していた。」、「やっとかゆいところに手が届いた。」と言っていただけます。

 

◎ルート鍼治療では太い鍼を50〜100本使用します。鍼が怖い方や痛いのが苦手な方、定期的に通院出来ない方は治療をお断りさせていただく事もありますのでご了承頂きますようお願い申し上げます

 

 

・対応となる症状                 

慢性的な筋肉の痛み(腰痛、肩コリなど)

頭痛、内臓疾患(胃痛、便秘、糖尿、心臓、肝臓など)

運動器疾患、関節由来だと思われがちなもの(膝、肘、手首などの痛み)

顔面疾患(目、耳、鼻、あごの症状)

神経、ホルモン系統(動悸、めまい、不眠、更年期障害)

精神疾患、その他不定愁訴(しびれ、倦怠感、原因不明の痛み)

 

・筋肉のコリができる要因

①使い過ぎや筋緊張の蓄積

②ストレス(不安、怒り、気の使い過ぎ)の蓄積、または過去に壮絶な経験

③先天性のコリ(父もしくは母のコリを引き継いで生まれてきた)

④手術や交通事故などの外傷によるコリ

⑤内臓からくるもの(食やタバコ、薬など)

 

・ルート治療の種類

 

『正ルート』・・・鍼をブスッと奥に送り込む。響く。正規の刺し方。

 

『裏ルート』・・・鍼を皮膚表面に浅く浅く刺していき、気の流れを整えたり邪気を抜いたりする。

 

『心(しん)ルート』・・・気の出入口と鍼束を密着させてスポイトのように吸い込んだり必要な分を補ったりする。骨に浸透したエリアも治療可能。

 

『空(くう)ルート治療』・・・道具を使わず、手だけで気を操作する方法。

 

①空ルート天(手を宙に浮かせてかざす)

②空ルート地(手を肌に密着させる)

③空ルート流(流れるように手を滑らせる。爪で行うことも多い。)

④空ルート開(太古に伝わる特殊な方法で吸い上げて抜けなかったものを抜き取る)

 

・好転反応について

読んで字の如く、体が良くなっていくための変化、反応なので、重症な人ほど通らなければならない道になります。(必ず出るとは限りません)

①鍼を打った日〜翌日くらいまで、怠くなったり眠くなったり、刺した箇所が逆に疼いたりします。重症な場合4〜5日続くことがあります。

②内出血、青あざになることもあります。(青あざは消えるまで約2週間)

③主訴が緩んでくると思ってもみなかった箇所が痛み出したり、新しい症状が出現します。順番待ちをしていた第2希望、第3希望が次はこっちを治療してくれと訴えかけてきます。

 

・治療頻度について

通院頻度は、30分治療を月に2〜3回です。本当に症状がつらい・いち早く身軽になりたい方は、一度に長い時間をお取り頂くよりも、施術頻度を上げてさっさと治しましょう。
(勿論、月に一回だとしても他の施術や治療法と比べて改善率は群を抜いて高いです。)