完全に秋になってようやく自炊生活が復活した
10日のことである
このタイミングで自炊復活を決断できたのは、
ズバリ備蓄米である
コメが高くて中々決断できなかったが、
店頭に5キロ1999円の備蓄米が並んでいて、
速攻で買ってきた
今はほぼ見かけなくなったが、
そのスーパーではちょくちょく出ている
今の普通のコメのほぼ半額である
これが夢にまで見た備蓄米で令和3年産である
以前頻繁にニュース映像で流れていた、
倉庫にあったものだと思うとちょっと感慨深い

味的には全く問題なかった
むしろカルローズのほうが問題で、
封を切ってから3か月以上経過していた
もちろんそんなもん気にせず食うわけだが、
特に何の問題もなかった
そしてスカスカだった冷蔵庫もこんな感じで、
活気が戻ったわけだ

俺は夏場は大小2つのお椀に水を入れて冷やして飲んでたが、
こうなると2つはさすがに邪魔であり1つにした
もう少し涼しくなれば常温で飲めるんで、
これも必要なくなるわけだ
そしてこれがざっくり3か月ぶりの自炊メニューである
定番の納豆に冷奴に惣菜の餃子である
納豆豆腐にもう1品の3品が晩飯の基本セットである

祝復活ということで納豆にはネギも用意した
このネギ入り納豆が俺の中で相当な贅沢であり、
この納豆こそが自炊の主役で生命線である

その納豆だが俺は今はこれが主軸で大体どこも100円ぐらいである
久々に食ったが1つ変化があった
それは容器である
これに限らずそのままかき混ぜると底に穴が開いて、
粒が下に落ちるのである
だから箸が底に付かないように浮かせて混ぜるんだが、
これが結構気を使うのである
しかし容器が変わって底に付けても穴が開かない素材になっていた
これはありがたい変化である
これなら何も考えず混ぜられるわけだ
そして次は備蓄米100%のご飯を食ったが、
これも全く問題なく言われなければ気付かないレベルだった
備蓄米と知ってるから若干臭いがあるような気もしたが、
普通のコメとして食ってたら違いは気付かない
もちろん普段からそれなりのコメを食ってた人は、
違いがあるのかもしれないが、
安さ重視で生きてきた俺にはこれで十分である
ただこれも限りがあるのが残念である
2回目のおかずは冷凍食品のハンバーグである
冷凍食品の中でも1番安いんで結構食う商品である
こんな感じで復活したわけだが、
もちろんここに外食も絡めていくつもりだ
備蓄米以外のコメは一気に値段が上がるんで、
外食との出費に大きな差がなくなるわけだ
もちろん外食も上がってるんだが、
経済的には半々ぐらいでもいけそうである
久々の自炊だったが買い物に行ってコメを研いで、
最後にお椀を洗うのが結構面倒に感じた
やはり外食の気軽さに慣れてしまったようである
それと前にも言った自炊の定義だが、
これを自炊と呼ぶことに抵抗がある人もいるだろう
調べたら自炊とは自分で調理することとあり、
これは当然だが何も調理していない
だが俺の中ではご飯を炊いたら自炊だから、
その辺は緩く考えてもらいたい
昔は肉と野菜を買ってきて炒めたりしてたが、
今は色々面倒なんで惣菜に切り替えた
肉は外食で野菜は青汁でカバーする感じである
これでまた納豆中心の生活が始まるわけである
ただ納豆というのはプリン体が多く含まれていて、
食べ過ぎると通風のリスクがあるようだ
俺は規則正しくほぼ毎日食ってるから、
健康診断ではいつも尿酸値が高めであり、
基準値の7.0を超えることもしょっちゅうである
1日1パックなら問題ないらしいが、
毎日はちょっとまずいかもしれないんで、
そこに外食を絡めていく作戦である
いずれにしろ納豆が軸になることは間違いない
まさに今の生活の生命線である



