80年代日本パンクに後追いでハマっていた時期があるのだが、その手引きは大槻ケンヂのエッセイだった。
大槻ケンヂは80年代日本インディーズパンクを、
「生ゴミや臓物の様で、そのグチャグチャの中に宝石の様にキラキラ光るものがあり、大量の海の砂の中から、そのどれかが本物の宝石なのではないかと思わせる様な感じだった」
と何度も書いていた、記憶だけの記述なので文章の詳細については「新興宗教オモイデ教」後書き、「グミフルーツパイン」後書き、この辺りか、その他大槻氏のエッセイをお探し願いたい。
宮藤官九郎「少年メリケンサック」はそんな80年代インディーパンクブームの盛況と衰退を見事なイロニーとブラックユーモアと愛で、皮肉かつ軽快でラストは少し切なく描いていて良かった。
そんな訳で、私もリアルタイムではないが、
80年代パンクのレア動画や音源。
ハナタラシ(現ボアダムス、山塚アイ)
https://youtu.be/L7p_C9OlN40?si=s6qq1hCvH3I_nIU6
…何つっか美術やっていると、
これぐらいの(これ以上の)パフォーマンスアートとか、コンセプチュアルアートとか山程あるから、
今更あんま驚かんくなっている自分が居る(爆)。
美術でも、こう言う事やって、終わった後もラリラリだと失格、暗黒舞踏が特にそう。
このパフォーマンスは終わった後、きちんと素に戻って「ありがとう」と言っているので、合格。
それが出来るメンタルコントロール力が無いと、前衛舞踏やパフォーマンス系はやってはいけないと美術の世界では聞きます。
私はシド・ヴィシャス無理で大嫌いです。
昔、中古CD屋で「シドシングルス」ってシドが歌ったのばかり集めたマニア物CD安く見つけましたが、只の中毒者。聞いてられなかったので、直ぐにブックオフで叩き売った。
後にその系のマニアの知人から「欲しかったなあ」とか「レア物ですよ」とか言われたけど、ヤフオク出せば良かったかもしれないけど、とにかく持っていたくない。
て、現在ではメルカリで激安で取引されてます、CDは海賊版いくらでも作れますからな、元が海賊版みたいなものだし。
絵画の世界でもそう言う「ただの変人と天才の紙一重」はありまくり、
私はゴッホが大嫌いです。良いと思った事ない、マジで。
「星月夜」だけ良い感じだなと思いましたが、それは色彩が私好みで、好きなシャガールを思わせたからです。
「ひまわり」や耳切り自画像、他自画像や肖像画は何が良いのかさっぱり分からなくて、まだゴッホがいろいろやらかした人だと知る前の子供の頃も興味なくて、学生になって、ゴッホがいろいろやらかした人と知って、やっぱりなと言うか、何故知識のない幼少期からゴッホに冷めていたのか分かったと言うか、直感的に「ただの変なおじさん」と分かったんじゃないでしょうか。
私の子供の頃は児童公園に不審者がよく出て、学校からも散々注意されていたので、そう言うものに警戒心があったので、ゴッホも警戒すべきものと感じたのかもしれません。
小学校5〜6年でアンディ・ウォーホルのコンセプトを理解して好きになる様な子供だったので、
パンクロックも只勢いとヤン気質だけでオラオラやってるのは無理で曲最後まで聞けません。
有名になったJロックも、何となく興味ないなと思っていてwiki見たら大抵元ゾクとかです。
ゾクをやっていたら恥ずかしい年齢になって来たけど、今までと同じ様な幼稚な事はやりたいとバンドに走るミュージシャンも結構多いです。
根本原理が「仲間と連んでオラついていたい」だから、何かもう音から無理…、無意識に察知しちゃうみたいで。
で、流行っていたので何となく家にCDがあっても聞いた事がない、兄が友達から借りたか何かでした。
兄も私と感性が似てる人なので、好きな音楽はやはりスノッブでスタイリッシュで、ブラックユーモア精神のある感じです、私よりお洒落好み、本人もファッションオタクで着道楽ですし。
最後に教えて貰って「これ良いね」と意気投合したのはバスティル(バスティーユ)と言うイギリスのオルタナでした。
パンクもパティ・スミスとか、パンクの全身としては、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドやドアーズから入りましたし。
掃除に追われていて、ストレスがちょっと。
ごめんなさい、ね。
私はやはりこれ、
キューブリック「時計仕掛けのオレンジ」
https://youtu.be/HtRGeyznv7k?si=rvI1ycKLM2FFY2CG
キューブリックのドライでクールでスタイリッシュな映像美と鋭い皮肉と批判精神の内容、
演出の美しさに、
生きる勇気が貰えます。
後、ストレス溜まるとマーティン・スコセッシ「タクシードライバー」
初期タランティーノ、
デヴィッド・フィンチャー
デヴィッド・リンチ
とか好きな人です。
北野武の冷たく無言のバイオレンスとか。
怖くてまだ全部見てないんだけど。
「花火」と「ドールズ」とか、
やはりどちらかと言うと美しさに寄った作品が好きです。
けれども北野武の映画は根本はブレないので好き。
「ドールズ」凄く好きなんだけど、衣装はヨージヤマモトで。
谷崎潤一郎の様にロマンティックで。
でも根底にある「愛とは暴力である」「愛とは凶暴」と言う北野武の哲学はブレない。
映像的には美しい。
秋薔薇の咲く薔薇園を、顔を怪我した美少女と、盲目の青年が歩く、逆「春琴抄」のシーンは本当に切なくて美しい。
秋薔薇と言うのが、初夏薔薇よりしっとりしていて良いチョイス。
これは本当で、初夏薔薇は薔薇園はむせかえる様な芳香に鮮やか過ぎる色彩で、物凄い勢いと力強さで、まるでイタリア彫刻の様な生命感、ルネッサンス絵画の様な強烈な色彩で、ミケランジェロ状態なんですが(薔薇が全部極彩色のムキムキ(爆)あんた、システィーナ礼拝堂ですかいな、ムキムキマッチョ薔薇(爆)、
秋薔薇の時期は、香りも弱くしっとり落ち着き、
そうだなあ、画家に例えると、
ギュスターヴ・モローや、オディロン・ルドンかな。
モロー、ルドン大好き。
ルドンのマグカップでコーヒー飲んでる。
ミケランジェロも大好き、ムキムキ!
ムキムキ!
ゴールデンカムイの岩息さん的なムキムキ(爆)
ハッ!(岩息さん)
ゴールデンカムイ/スチェンカ、バーニャ(コラァ〜私を見ろ〜⭐︎な岩息さんや、スタプラ化杉元とか、いろいろ濃ゆい)
…
YouTubeを貼ろうと思ったが放送禁止過ぎました…。
月島軍曹
「俺は何をやっているんだ」
私
「私何みてるんだろう」