第二回目の投稿は、前回に引き続き、
『勝手にふるえてろ』
ただ今回は原作の小説について書きたい。
小説の内容に触れる前に、皆さんは(まだ閲覧者0ですが😂)、
映画至上主義ですか?原作至上主義ですか?
この2派で大きく別れると思う。
ちなみに僕は、どちらかと言えば原作至上主義。
観るまでもなくひどい作品でない限りは、鑑賞はしますが、
やはり原作が好きだ。
例えば、『るろうに剣心』とかね。
るろうに剣心に関して言えば、原作とは別の作品として楽しめば、
時代劇をいくつも携わった監督ということもあり、出来は良い。
ただ原作と比較するのならば赤点。配役も個人的に好きではなかったですし、、、、
また話が脱線してきたので本題に戻す。
先ず、順番的には、映画を観た後に小説を読んだ。
結論としては、映画の方が面白い!
監督が女性ということもあり、描写描写が忠実に再現されつつ、
ある程度の手直しも流石としか言いようがない。
ここで強く説明しておきたいのが、小説の描写がイマイチというわけではない。
小説は本を読み、自ら想像、否、本作的には妄想?笑 して楽しむものである。
その一方で、映画は想像させるのではなく印象づけることに重きを置くと僕は考える。
この小説での描写を、もしそのまま映像に変換してしまっていたなら、
きっとつまらないものになっていたはずだ。しかしここで監督の手腕が発揮される。
下手な監督なら作品をぶち壊してしまうが、今回はより昇華させている。
小説を読むにあたり映画を観たことで、
小説のワンシーン、ワンシーンはより想像しやすかった。
映画を鑑賞し、原作を読み楽しむ。
多くの人は、どちらかひとつでいいやと感じるかもしれない。
しかし僕のような変態は、映画と原作の違いでさえ楽しみでしょうがないのだ。
映像で昇華されるシーン、例えばアクションシーンなどがあるように、
小説で頭の中でしか想像できない、映像化が難しいシーンも有る。
例えば、心の声だとかね。
映像しきれなかった設定を改めて文字から読み取る。
あるいは、文字ではなく映像にして楽しめるシーン。
ここが映画と原作の違いである。この違いを楽しむのである。
中には、楽しめないものもあるが、、、。
『花咲舞が黙ってない』とか、、、。
これに関しては文章のまま映像化されていて、全く同じだった。
一応、誤解のないように面白い小説ではある。
順番が悪かったのだ。
余談が、過ぎてしまった。
話を戻すが、『勝手にふるえてろ』を楽しく鑑賞できた人で
映像で表しきれない詳細を更に楽しみたい人は原作を手にとることを
おすすめする。映画を観た後も楽しめるはずだ。
逆に、小説から入った人も映画を鑑賞することおすすめする。
原作とは違う描写がされている部分も数カ所あるが、
本質は変わらない。
何より映像を楽しめる工夫が随所に散りばめられている。
個人的には、アンモナイトの歌が好きだ。笑
サントラが出るなら、あの松岡茉優が歌うアンモナイトの歌も入れてほしい。
結局、小説の紹介をするはずが、映画の話ばかり、
これだからfilm freaksはだめだ。
とりあえず映画最高!
それではあでゅー。

