清心グループ関連国税庁調査、検察捜査について | 神と共に生きる真なる息子娘として

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神と共に生きる真なる息子娘として、真実、正義、原理の道を行くことを訴える桜井正実のブログ(前stfgraduateのブログ)

2015年1月21日、ソウル地方税庁調査4局が(株)清心、(株)振興レジャーパインリーズなど清心グループ関連会社の特別税務調査に着手した。(東亜日報2015.1.22 パインリーズゴルフ場会計資料も確保...「靑文書報道」世界日報関連說も)(日本語はこちら) このソウル地方税庁調査4局は国税庁の特殊部と言われておりTV朝鮮がこの税務調査に乗り出した内容をLiveニュースで報道した際のテロップには「死神‘調査4局’・・・統一教特別税務調査」と書かれていた。(2015.1.22 TV朝鮮)(日本語はこちら) 調査4局は国税庁長直轄部隊と呼ばれ、調査対象は大物ばかりだったという。(2013.7.30 YTN)  2年前に清心グループが株式会社から外部の会計監査を受けない有限会社に転換されていた事実があり、今回は定期的な税務調査とは違い調査4局が投入された点で世間の注目を集めている。(2015.1.22 TV朝鮮)(日本語はこちら) 

もし本当に財政運営における不正があったら全てが明るみに出ると思われる。
ところがこれだけではない。

今清心は税務調査だけではなく検察からも捜査を受けている。
以下の内容は国民日報の報道に基づいて作成した。(国民日報2015.1.23 統一教会核心関係者ら数千億背任容疑で捜査)(日本語はこちら)

検察に告発したのは会計専門家のナム某氏らで、 信徒の献金を無断で融資し数千億ウォンの損害を及ぼしたという背任行為に対する告発状が検察に受理されることによって捜査が始まった。統一教会信徒対策委員会は2014年6月20日に、公開質問書を発表し、清心教会が振興レジャー開発と興一不動産開発、清心などに2513億ウォンを融資したことに対する解明を求めた。

告発状の内容は以下の通りである

*清心教会が1885億ウォンを振興レジャー開発に無担保または不良担保で処理し融資し、(株)興一不動産開発産業に540億ウォン、(有)清心に88億ウォンを融資した。合計2513億ウォン(1885億+540億+88億)
* 振興レジャー開発は、2005年から2013年まで毎年100億ウォン前後の当期純損失を記録するなど、借金を返済する能力がない
*清心教会は2013年11月、振興レジャー開発が所有する不動産に2262億ウォンの根抵当権を設定したが、その不動産は振興レジャー開発が2002年に清心教会から譲り受けたものであるうえ、担保力の限界も720億ウォンに過ぎない

ここで会計専門家であるナム某氏らが特定経済犯罪加重処罰法上の背任容疑として告発したのが訓母様ご夫婦と元天宙清平修練院長であったハ・ヨンホ院長だったことが衝撃であった。これに対し清心教会ではサタン世界の邪悪な陰謀であるとし、パインリーズリゾートは2008年9月1日に真の父母様により天情苑と命名され、‘神様の摂理史の責任分担開放圏完成宣布教育’が3度行われた公的資産であるが営利法人として他の非営利法人と違って資金を出捐することができず貸与形式をとったなど、釈明する公開声明書を2014年8月11日に発表している。(韓国家庭連合ホームページ 'パインリーズリゾートの疑惑提議に対する清心教会声明書’) しかし全く利益を生めない営利法人に莫大な公金を費やしながら真の父母様の指示による摂理的な内容があったのだとする説明には首を傾げてしまう。

最高裁判所は 判例により「十分な担保の提供を受けるなどしても合理的な債権回収措置を取らない場合は背任行為に該当する」と判示しており、ソウル中央地検の関係者は2015年1月22日、「統一教会の核心人物が数千億ウォンの背任行為をしたという告発状が昨年6月に受理され現在調査部で捜査中」であるとし「告発人調査が進行しており、被告発人調査をするかどうかについては確認できない」と述べたという。

今のところ調査4局による税務調査や検察による捜査は統一教会全体の危機ではなく清平の、特に不正に絡んだと思われる者たちにおける危機と見受けられる。清心グループの中のある人物による不正があったからといって清心グループ全体に問題が起こるわけではないようだ。しかしその調査の過程で他の不正が発覚し問題が拡大する可能性は否定できない状況なのではないだろうか。

また統一教信徒対策委員会が積極的に動いた事実があり、統一教会の核心幹部であるPKを支持する者が熱烈に清平批判をしていた事実を見ると(タマレの記事参照)、これは単に教会内の不正の摘発ではなく、教会内の勢力争いが背景にあると見た方が正しいだろう。

もし顕進様にこのような不正な資金の使い方をしていた事実があったら間違いなく攻撃され言論に晒されていたに違いない。繰り返すが顕進様にも郭先生にも横領の事実はない。不正なる幹部はUCIを盗み私利私欲のために逃げて行ったと情報を食口に流したが、UCIの資産を不正幹部の魔の手から守り摂理のために正しく使って世界に貢献してきた足取りを、食口にはしっかりと知ってもらって真実を見定めてほしいと思う。


スポークスマンブログに日本語に翻訳された記事が載っていたので勝手ながらリンクを張らせていただきました。感謝いたします。

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