21世紀のキーワードは、やはり『ステビア』!!
世界的に注目を集めるステビア!
健康志向  
コカコーラ、ペプシコーラ         
世界の二大飲料メーカーがステビア採用


 3月9日、コカ・コーラ社は、ステビア甘味料入りの新製品「コカ・コーラ ライフ」の日本発売を開始しました。とたんに「ステビア」がインターネット検索ワードランキングの一位に躍り出るなど、今年は健康ドリンクも農業資材も甘味料も含めステビア全体にとって飛躍の年になりそうです。 

 世界の二大飲料メーカーはコカコーラとペプシコですが、海外ではすでにステビア入りの「コカコーラ・ライフ」(Coca-Cola Life)と「ペプシ・トルゥー」(Pepsi True)が発売されています。両方とも、健康をイメージした「緑」のラベルになっています。 

 ステビア草の葉から抽出した天然甘味料「ステビア」は日本で生まれました。砂糖の250~300倍甘く、カロリーは1/90という優れものです。ペプシはステビア甘味料100%、コカコーラはステビアと砂糖を組み合わせ、カロリーを通常のコカ・コーラに比べで半分以下の19kcal(100ml当たり)に抑えました。

 なぜステビア甘味料に注目が集まっているか? というと、まず1つは人工甘味料に対する不安、疑義です。人工甘味料はカロリーは下げるが血糖値を下がりにくくしており、結果として糖尿病や肥満のリスクを高くすると専門家が指摘しました。

 逆に天然甘味料ステビアは、安全性・危険性に対する誤解が解け、2008年にFDA(米国食品医薬品局)に認可されたことで、米国でいろいろな製品に使用されるようになり、世界の二大飲料メーカーの看板商品のコーラに採用されたということです。

 世界的に見ると肥満問題は深刻です。ニューヨーク市では甘い飲料規制の裁判が続き、コカコーラ、ペプシが所属する飲料団体は、米国での1人当たりの飲料摂取カロリー量を2025年までに2割削減する自主目標を設けています。イギリスでも2014年末までに平均カロリーを5%下げる取組みをし、コカコーラも調印しています。

 いずれにせよ「自然派志向が高く健康的な生活を送ることに気をかけている大人の層」に向けて、ステビア甘味料が新しい選択肢として示されたということです。 こうなると後はさらに、日本で生まれたステビア・エキス健康飲料とステビア農業資材に活躍の出番が来ることは間違いありません。 

『21世紀のキーワードはステビアです!!』元日本テレビアナウンサー福澤 朗 さんが番組で語った言葉がいよいよ現実味を帯びてきたと思います!

ステビア草2