■ステビア草、これだけあるプラス要素

★肥満の原因は「倹約遺伝子」だった?(2)


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 もちろん、とは言っても脂肪分のとりすぎは困りものです。肥満から脂肪肝に直結します。肥満は、肝臓にとっても大敵です。肥満と特に関係が深いのが脂肪肝です。脂肪肝は肝臓障害の中では比較的程度の軽い病気ということはできますが、決して軽視できません。

 そして同じ肥満でも、怖いのは「内臓脂肪型肥満」です。内臓脂肪型肥満というのは、お腹の皮の下についている皮下脂肪に対して、肝臓や腸の周りにへばりついている内臓脂肪によって太っている人のことです。

 消化、吸収されたばかりの脂肪がいきなりエネルギーに使われる割合は少なく、ひとまず脂肪組織という貯蔵倉庫に備蓄されます。必要以上に摂りすぎた糖分もまず、グリコーゲンとしてその倉庫(肝臓と筋肉にある)に蓄えられますが、この倉庫が満杯になると脂肪に変えられて、内臓の脂肪細胞に詰め込まれます。

 というわけでこの内臓脂肪型肥満の人が脂肪肝になっている確率は、標準的な体重の人の7倍にもなるという報告があります。

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 ところでみなさん、「BMI」(ボディ・マス・インデックス=肥満指数)ってご存知ですか? 

 これはみなさんの体重を身長の2乗で割った数値のことで、理想は「BMI22~20」です。つまり身長が1・6メートルの女性の理想体重は56・32から51・2キログラム、ということです。「BMI19以下」(48・64キログラム)は逆にヤセすぎと判定されます。

 でもこれはあくまでも理想。日本肥満学会はつい最近まで、「BMI26・4以上」を「肥満」と認定してきました。身長1・6メートルの人なら、67・58キログラムが限界、というわけです。

 ところが同学会はこの限界ラインを「BMI25」に下げました。身長1・6メートルの人なら64キログラムが上限ということです。この「BMI25以上」で、肝機能障害や高血圧、糖尿病などの生活習慣病にかかる危険率が2倍になる……というから怖い話です。

 さらに前述の内臓脂肪型肥満の場合は合併症を起こしやすいと言います。この指数引き下げで治療が必要な肥満者が30歳以上の日本人10人中4~5人になる、というから大変です。



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