■ステビア草、これだけあるプラス要素

★ステビア草がストレスに強いメカニズム(5)





 では、1年のサイクルではどうでしょう。
 秋から冬場にかけては、交感神経がせっせと働きます。体温が奪われないよう、皮膚近くの血管を収縮させて冬の寒さから身を守ります。

 春から夏場は、副交感神経の働きがメインになります。体温を下げて、少しでも冷感を招くよう働きます。発汗を促進しなければならないので、それだけで疲れます。そこで副交感神経の指令で、血流を抑えて休息したくなるよう仕向けるわけです。

 人間の一生にも、大きな意味での生体リズムが働いています。つまり幼児期には副交感神経の働きのほうが交感神経を上回っていますし、青・壮年期には交感神経が上位、そして老年期には、再び副交感神経が主導権をとり、体をリラックスさせて休息をうながすのです。

 さらにこの自律神経の働きが、体内の免疫系にも大きな影響力を持っていることが、最近わかってきました。それは免疫細胞の顆粒球とリンパ球の出動を実質的にコントロールしているのが、この自律神経だったからです。

 免疫を司る白血球が、大きく顆粒球とリンパ球に分けられることはすでに書きました。顆粒球が粒子の大きな細菌を食べ、リンパ球は粒子の小さいウイルスを狙い打ちすることも書きました。

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 ところでこの顆粒球とリンパ球もまた、その活動に1日の中で1定のリズムを持っていました。それは交感神経の働きが活発な昼間は顆粒球の出番、副交感神経の働きが活発な夜間はリンパ球の出番、という役割分担のことです。

 つまり昼間は人間の働きが活発で、外傷を負う危険が高い時間帯です。外傷を受けると、その傷口からすぐたくさんの細菌が侵入をはかります。これを殺す係が顆粒球です。

 そして夜間は、食べ物と1しょに入ってきたウイルスや、血液内に侵入したウイルスが活発に動き始める時間帯です。消化管や血液の中でこのウイルスたちと闘うのがリンパ球の役目です。夜型の副交感神経が優位になるとリンパ球が増える――それが私が何度も申し上げているホメオスターシス(生体防御機能)の絶妙の仕組みなのです。

 しかし、もしこの役割分担に狂いが生じると、とても困ったことになります。昼間にリンパ球が増えすぎると、たとえば花粉などが入ってきただけで抗体が過剰反応してしまい、花粉症やアトピーの原因になってしまうからです。ふつうの人にはなんでもない刺激が大事になってしまいます。細菌にもやられやすくなります。逆に夜にリンパ球が減ってしまうと、ウイルスの思うがままです。



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