■ ステビア草、これだけあるプラス要素

★血液の粘り気を下げて血液を流れやすくする働き(1)




 ステビア草には、血液サラサラ効果もあると考えられています。それはまず、1「血液の粘り気を下げて血液を流れやすくする働き」です。

 血液には体の隅々の器官まで酸素や養分を運ぶ重要な役割があります。でも血液がドロドロになると、血流が滞って酸素も栄養素も行き渡らなくなります。

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 では、血液はどうしてドロドロになるのでしょうか。一般的には、血液中に悪玉コレステロールや中性脂肪、余分な糖質などが滞留して起こります。そこへ水分が不足したりすると、血液はさらに粘りを増してよどんでしまいます。こんなドロドロ血液状態が長期間続くと血管の弾力性が失われ、血小板も固まりやすくなります。血栓のでき上がりです。

 血液が滞ると、まず必要とする生理活性物質(ホルモンや酵素など)が体細胞に回りません。次にせっかく摂取したタンパク質や脂肪や炭水化物といった栄養分を細胞に配達することができません。

 3番目に、白血球が回らないので、免疫力や抵抗力が一気に低下してしまいます。

 そして4番目に、赤血球が届かないので組織細胞は酵素不足に陥り、エネルギーを生産することも、遺伝子を正常に働かせることもできなくなります。

 血液ドロドロの原因は、なんと言っても悪玉コレステロールでしょう。

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 コレステロール(脂肪成分)に善玉と悪玉があることは、現在では多くの方が常識として知るようになりました。しかしコレステロールの定義と働きについては、とても専門的になってしまって説明がむずかしくなります。

 そこで私が理解したことを、私なりに噛み砕いてお話ししたいと思います。

 肝臓や腸でつくられたコレステロールは脂肪分ですから水(血液)には溶けません。そこで親水性のリポタンパクという物質(運び屋)と結びついて、血液に乗って、末梢組織まで運ばれます。そしてそれぞれの組織細胞の細胞膜に入り、細胞膜の構成物質の1つとして細胞を守るさまざまな働きをするわけです。

 コレステロールは副腎では皮質ホルモンの原料になり、性腺では性ホルモン(ステロイドホルモン)の原料物質になります。肝臓では胆汁酸の原料になって肝臓の分解・解毒作用を活性化します。神経細胞では、神経同士がこすれ合って過激な反応をしないよう、絶縁体の役割を果たしています。

 ただ、活性酸素と同じように過剰発生して血液中に多過ぎると、逆に害になってしまいます。つまり運び屋役の低比重リポタンパク(LDL)ごと血管内のシコリにたまり、活性酸素に攻撃されて酸化コレステロール(酸化LDL=変性LDL)になってしまうからです。動脈硬化の原因物質になるわけです。そこで「悪玉コレステロール」と呼ばれてしまうのです。



 では善玉コレステロールとはどういう意味でしょう? こちらは高比重リポタンパク(HDL)という運び屋を利用します。

 高比重リポタンパクという運び屋は、肝臓から荷物(コレステロール)を満載して出発する低比重リポタンパクと違って、肝臓を空荷物で出発します。そして血液中にあふれている過剰なコレステロールを拾い上げ、満杯になると肝臓に戻してやる働きを持っています。

 また酸化されたコレステロールを食べたマクロファージからコレステロールを引き抜くという働きもします。つまり動脈硬化を防止して脳卒中や心筋梗塞などの血流障害を防止します。ゆえに「コレステロールの掃除屋」と言われ、「善玉コレステロール」と呼ばれているわけです。




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