■ 最新「抗酸化科学」が確認した天然の免疫草

★ステビアの複合効果、免疫力の第2の防衛軍(3)

「フレンチ・パラドックス」の生みの親「フラボノイド」




 「フラボノイド」は、ポリフェノールの一種です。最近の赤ワイン・ブームで一躍人気者になりました。水溶性色素の1種で、苦味・甘味の成分になります。

 フラボノイドは抗酸化物質の1つで、冠動脈硬化予防の効果があることから、わが国でもこれが含まれる赤ワインの人気が高まっているわけです。

 1997年にオランダで行われた研究結果によると、フラボノイドを1日30ミリグラム以上摂取すると、それ未満の群に比べて冠動脈硬化の危険率は明らかに2分の1に下がると言います。

 これは活性酸素によるコレステロールの酸化(酸化コレステロール)を抑制したり、発ガンに関与する酵素を阻害するためと考えられているのです。

 たしかに赤ワインはブドウの果実のほか果皮、種子までを潰して発酵させるため、多量のフラボノイドを含んでいます(白ワインはその10分の1以下)。

 赤ワインの医学的効果が広まったのは92年のこと。フランス・ボルドー大学の心臓病研究者ルノー医師は「1日2~3杯のワインを飲んでいると、心臓病にかぎらず全体で30%、ガンは18~24%死亡率が低減する」と疫学専門誌に発表しています。



 これはフランス東部に住む中年男性3万4000人を調査した結果ですが、この調査結果は「フレンチ・パラドックス」として有名になりました。

 バターや生クリームをふんだんに使った脂っこい肉料理を多く食べているフランス人の心臓病死亡率が他国に比べて極端に少ないのは、フランス人が赤ワインを常飲しているからという説がそれです。1993年にアメリカの学者が発表して脚光を浴びました。

 理由は、赤ワインに含まれるフラボノイドが、ガンや動脈硬化、糖尿病などの病気を引き起こす原因の1つになっている活性酸素の過剰を抑えるからというもので、ワインは健康にいいというブームの火付け役となったわけです。

 その抗酸化活性は日本でも明らかになっていて、国立健康・栄養研究所の実験(1995)によって証明されています。



 赤ワインに豊富に含まれるフラボノイドという物質が、体内で酸化変成して動脈硬化を引き起こす悪玉コレステロール(LDL)の働きを抑える作用がある――ということで、他のアルコールに比べて赤ワインを飲むほうが、明らかにLDLが酸化されにくいことが判明しているのです。

 動脈硬化が進むと、血管の内側はドロドロのカユ状になり、血液が流れなくなったり、血管が詰まって脳血栓や心筋梗塞などの命取りの病気になります。

 また糖尿病の人は過酸化脂質で血管が細くなったり詰まったりしています。糖尿病になると、食事制限といって食べ物を減らすことだけを考えてきましたが、むしろ食べ物で抗酸化物をたくさんとったほうがよいのです。

 また、フラボノイドには細胞を強くする作用があります。もろくなった血管の修復に役立ちますし、目や皮膚の粘膜の強化を助けてくれるといいます。でも赤ワインやココアも結構ですが、ステビア・エキスなら一石何鳥で摂取できます。



「ステビア濃縮エキス100%(無添加)」のこだわり商品ステビアの恵


神秘の薬草「ステビア草」の濃縮エキスヘルシーポケット300