■ステビア草の強い免疫力がC型肝炎ウイルスを撃退する

★C型肝炎ウイルスは変装名人。化けの皮はがします(2)




 たとえばインフルエンザ・ウイルスは毎年流行します。研究してワクチンをつくった頃にはすでに姿を変え、次の年には別の顔をして人間を襲うのです。今年中国を中心に大流行した新型肺炎(サーズ)ウイルスもRNA型遺伝子の仲間ですから、いまいったん沈静化したとはいえ、来年にはまた姿を変えて現れることでしょう。

 さらに困ったことに、C型やB型などの肝炎ウイルスは、ヒトおよびチンパンジークラスの高等動物にしか感染しないそうです。裏を返していえば、ウイルスにとってヒトは子孫繁栄のために絶対必要な存在だということです。

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 しかも肝炎ウイルスは、生き延びるために絶妙の手を使います。カムフラージュ作戦です。次から次と変装して、免疫細胞や抗ウイルス・タンパクのインターフェロンの攻撃を巧みにスリ抜けるのです。

 カムフラージュ作戦とはこうです。

 皮膜に包まれた肝炎ウイルスは、外側に糖タンパクの突起を持ち、皮膜の中心にカプシドと呼ばれるカプセル(核)を備えています。このカプセルの中にRNA遺伝子と逆転写酵素を隠し持っているのです。

 RNAは本来、DNAがどんなタンパク質をつくるかの指令を出すときにつくられる「DNAのコピー」なのですが、C型肝炎ウイルスの場合は逆に、自分自身の遺伝子RNAを大量コピーしてDNAになりすます――ということです。

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 しかもC型肝炎ウイルスは、免疫システムの要(指揮官)であるリンパ球のヘルパーT細胞を標的にその遺伝子に入り込み、「逆転写酵素」という秘密兵器を使って自分のRNA遺伝子をヘルパーT細胞のDNAウイルスとスリ替えてしまいます。

 このためヘルパーT細胞は侵入者である肝炎ウイルスと知らぬまま、複製となって増殖します。増えた肝炎ウイルスはさらに別のリンパ球に取り付いていきます。これを繰り返しているうちにウイルスの量がリンパ球の手に負えない数に増えてしまうと、感染者の免疫力はガクンと落ちてあとは肝硬変、肝ガンへと一気に進んでいくわけです。

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 前述のように、ヒトの体内でウイルスをやっつけるリンパ球の仲間は、ヘルパーT細胞の合図があって初めて全力を発揮できるわけですから、肝心のヘルパーT細胞が肝炎ウイルスに乗っ取られてしまっては、ウイルス攻撃の合図を出すこともできません。免疫システムはもうお手上げです。



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