■ ステビア草の強い免疫力がC型肝炎ウィルスを撃退する

★免疫細胞の働きを握る「ベータ・D・グルカン」(3)




 というのも、この細胞間生理活性物質にはこんなメカニズムがあるからです。

 まずサイトカインですが、体内にウィルスなどの異物が侵入すると、サイトカインが免疫システムに対して「免疫細胞を増殖せよ」、「炎症を起こせ」とスクランブル(緊急出動)シグナルを発します。このスタンバイ指令にまずマクロファージや好中球といった免疫細胞が立ち上がります。発熱は免疫システムが臨戦態勢に入った証明なのです。そして情報はさらにリンパ球のT細胞やB細胞の仲間へと次々に伝達されていきます。

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 第1章の繰り返しになりますが、マクロファージの連絡を受けた免疫軍団の司令塔ヘルパーT細胞がただちにキラーT細胞やナチュラル・キラー細胞(NK細胞)を招集し、同時にB細胞に侵入してきた異物に対応する抗体の生産を指令します。

 そして異物退治が一段落すると、サプレッサーT細胞が登場して「攻撃中止!」を命令。さらにメモリーT細胞が登場して異物の正体を記憶し、次に同じ異物が入ってきた場合は信号伝達を省略してすぐ免疫抗体をつくる――これが免疫軍団の絶妙のチーム・プレーです。

 そしてこうした細胞同士がやり取りする情報伝達を担うのがサイトカインです。免疫細胞がお互いにネットワークをつくり、活性化し合ったり、抑制したり、直接攻撃したり……。その複雑な働きを助けているのです。



 このように「多糖体」が、私たちの体の生理作用にとってとても重要な役割を持っていることが明らかになっています。とくにC型肝炎ウィルスのようなウィルス対策、ガン対策に重要で、いまこの多糖体の働きを利用した新薬の研究が進行しています。



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