高麗人参には精神を高揚させるサポニン、
鎮静サポニンという相反する作用を持つ成分が
共存しています。
このサポニンは総合的に用いることにより、
高いものは低く、低いものは高くする働きがあるため、
一方的に症状を治すのではないのです。
身体のバランスを整えながら、
身体が元の健康を取り戻す(元気)ために
力を貸してくれる、これが「高麗人参」の働きです。
これが、古来から「秘薬」「万能薬」と呼ばれる理由です。
栽培年数などにより有効成分である「サポニン」の量が
違ってきます。高麗人参は6年間栽培し収穫される6年根が
最良品とされています。
【歴史おまけコーナー】
徳川家康は高麗人参を常に携帯し常用していたと言います。
家康のころから日本において、
高麗人参の栽培の努力がされましたが、
高麗人参の種子の発芽の難しさが道を険しいものにしました。
八代将軍吉宗の頃に、高麗人参の栽培を積極的に推し進め、
享保14年(1729年)に日本での栽培が成功しました。
栽培が可能になると幕府は高麗人参の栽培方法を公開し、
高麗人参の栽培を奨励し、野州、松江、会津などが
高麗人参栽培の中心地となりました。
国をあげて栽培推奨してたとは、戦国時代の武将達は
現代以上に健康維持に格別の注意を払っていたのかもしれませんね。


